2025年11月12日水曜日

シュウメイギク

 シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone hupehensis var. japonica)とは、キンポウゲ科の植物の一種。別名、キブネギク(貴船菊)。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間である。

〇概要

中国から古い時代に入ってきた帰化植物である。文献上では「花壇綱目」に「秋明菊」の名前で記載が成れていて、日本に定着していたことが窺える。中国では明代末の「本草綱目」には記載はなく「三才図会」に「秋牡丹」の名前で記載されるようになる。「秋牡丹」の呼称は貝原益軒も「大和本草」で使用している。以後日本の園芸書には「秋明菊」「秋牡丹」で紹介されることが多くなり、「しめ菊」「紫衣菊」「加賀菊」「越前菊」「貴船菊」「唐菊」「高麗菊」「秋芍薬」などの多様な別名で呼ばれることになった。花色は赤紫色であるが、近年、他種との交配品種が市販されるようになり、弁数が少ない品種や白色の品種が多く栽培されて名称の混乱が見られる。近縁のアネモネなどと同様、プロトアネモニンを含み有毒。乳液に触れるとかぶれを引き起こす。

〇生態

多年草で開花期は秋、高く伸びた花茎の上に大柄な花をつける。花は多数の赤紫色の花弁状の萼片が目立ち、本物の花弁はない。中央には黄色の雄蕊が多数ある。




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シュウメイギク シュウメイギク(秋明菊、学名:Anemone hupehensis var. japonica)とは、キンポウゲ科の植物の一種。別名、キブネギク(貴船菊)。名前にキクが付くが、キクの仲間ではなくアネモネの仲間である。 〇概要 中国から古い時代に入ってきた帰化植物である。文献上では「花壇綱目」に「秋明菊」の名前で記載が成れていて、日本に定着していたことが窺える。中国では明代末の「本草綱目」には記載はなく「三才図会」に「秋牡丹」の名前で記載されるようになる。「秋牡丹」の呼称は貝原益軒も「大和本草」で使用している。以後日本の園芸書には「秋明菊」「秋牡丹」で紹介されることが多くなり、「しめ菊」「紫衣菊」「加賀菊」「越前菊」「貴船菊」「唐菊」「高麗菊」「秋芍薬」などの多様な別名で呼ばれることになった。花色は赤紫色であるが、近年、他種との交配品種が市販されるようになり、弁数が少ない品種や白色の品種が多く栽培されて名称の混乱が見られる。近縁のアネモネなどと同様、プロトアネモニンを含み有毒。乳液に触れるとかぶれを引き起こす。 〇生態 多年草で開花期は秋、高く伸びた花茎の上に大柄な花をつける。花は多数の赤紫色の花弁状の萼片が目立ち、本物の花弁はない。中央には黄色の雄蕊が多数ある。

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2025年10月23日木曜日

御堂筋いちょう並木2025

 大阪の中央を南北に繋ぐ御堂筋沿いのいちょう並木が、例年11月下旬になると黄葉し始めます。約4.2kmにわたって植えられた約900本が一斉に色づき、御堂筋を黄金色に染め上げます。

開催期間:2025年11月下旬~12月上旬  ※状況により変動あり

開催場所:大阪市御堂筋(梅田~難波)

交通アクセス:京阪・地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」下車、または地下鉄各線「本町駅」もしくは「心斎橋駅」下車

問合せ先:大阪城公園事務所06-6941-1144(中央区部分の街路樹に関する問合せのみ)、扇町公園事務所 06-6312-8121(北区部分の街路樹に関する問合せのみ)


牛滝山大威徳寺の紅葉2025

 紅葉と滝の名所である牛滝山大威特寺では、例年11月中旬から下旬にかけて、紅葉が見頃となります。境内にある国指定重要文化財の朱色の多宝塔とモミジのコラボレーションは、息をのむ美しさです。11月23日には「牛滝山もみじまつり」が開催され、泉州物産の出店や御朱印授与もあります。 ※南海「岸和田駅」から臨時バス運行(9:30出発予定)

所在地:〒596-0114大阪府岸和田市大沢町1178-1

開催期間:2025年11月中旬~下旬開門時間/8:00~16:00牛滝山もみじまつり/11月23日10:30~15:00

開催場所:牛滝山大威徳寺

交通アクセス:南海本線「岸和田駅」から南海ウイングバス南部約50分「牛滝山」すぐ

主催:岸和田市、岸和田市観光振興協会

問合せ先:岸和田市観光振興協会072-436-0914、岸和田市魅力創造部観光課072-423-9486


2025年9月30日火曜日

万博記念公園秋のローズフェスタ2025

 万博記念公園内にある自然文化園「平和のバラ園」では、例年10月下旬になると秋バラが見頃を迎えます。「平和のバラ園」は、1970年の日本万国博覧会(大阪万博)開催時、日本を含む世界9か国から平和を願って寄贈されたレガシーのバラと、香り豊かな最新のバラが咲く“極上の癒し空間”となっています。秋バラが見頃を迎える頃に合わせて「秋のローズフェスタ」が開催され、約250種2400株の美しい秋バラを楽しむことができます。

所在地:〒565-0826大阪府吹田市千里万博公園

開催期間:2025年10月25日~11月24日  9:30~17:00(最終入園16:30)※10月・11月は無休

開催場所:万博記念公園 自然文化園「平和のバラ園」

交通アクセス:大阪モノレール「万博記念公園駅」・「公園東口駅」下車、または名神高速道路・中国自動車道「吹田IC」から車約5分

主催:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

料金:自然文化園・日本庭園共通入園料/大人260円、小中学生80円

問合せ先:万博記念公園コールセンター06-6877-7387


2025年9月25日木曜日

大仙公園の紅葉2025

 広大な敷地をもつ大仙公園には、イチョウ、モミジ、ケヤキ、サクラなど、さまざまな木々があり、例年11月下旬になると紅葉がピークを迎えます。園内に整備された日本庭園では、見頃にあわせて夜間ライトアップが予定されています。※詳しくは日本庭園管理事務所/072-247-3670までお問い合わせください。

所在地:〒590-0803大阪府堺市堺区東上野芝町1丁

開催期間:2025年11月下旬※天候や気候などにより前後あり

開催場所:大仙公園

交通アクセス:JR阪和線「百舌鳥駅」から西へ徒歩10分、または南海高野線「堺東駅」から田園線の南海バス「大仙公園西」・「堺市博物館前」・「もず駅前」下車

料金:大仙公園入園無料 日本庭園入園料/大人200円、子ども(中小生)100円

問合せ先:大仙公園事務所072-241-0291


浜寺公園ばら庭園秋バラ2025

 浜寺公園ばら庭園では、秋のバラが、例年10月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。日本に自生する野生のバラや、現代のバラなど500種6000株を観賞することができます。回遊式のばら庭園で、色とりどりの美しいバラに囲まれた至福の時を過ごせます。期間中、クイズラリーや即売会、バラ栽培セミナー、各種ワークショップ、ボランティアによるガイドツアーなどがあります。

所在地:〒592-8346大阪府堺市西区浜寺公園町

開催期間:2025年10月下旬~12月上旬10:00~17:00(入園は16:30まで)※休園日は毎週火曜(祝休日の場合は翌日)

開催場所:浜寺公園ばら庭園

交通アクセス:南海本線「浜寺公園駅」から徒歩5分、またはJR「天王寺駅」から阪堺電軌阪堺線「浜寺駅前」~徒歩2分、またはJR阪和線「東羽衣駅」から徒歩15分

主催:浜寺公園管理事務所

料金:無料

問合せ先:浜寺公園管理事務所072-261-0936



観心寺の紅葉2025

 観心寺では、例年11月上旬になると国宝に指定されている金堂などが、赤のモミジや黄色のイチョウで美しく彩られます。春は梅の名所としても知られ、関西花の寺二十五番霊場にも数えられます。

所在地:〒586-0053大阪府河内長野市寺元475

開催期間:2025年11月上旬~12月上旬9:00~16:30

開催場所:観心寺

交通アクセス:近鉄長野線・南海高野線「河内長野駅」から南海バス約15分「観心寺」下車

料金:入山拝観料/大人300円

問合せ先:観心寺0721-62-2134



2025年9月5日金曜日

大阪城公園の紅葉2025

 総面積105.6haの広大な敷地を誇る大阪城公園では、秋にはイチョウ並木のほか、サクラ、ケヤキなどが色づきます。美しい紅葉の中、公園の中心にそびえる天守閣などのさまざまな歴史的建築物をはじめ、市民の森や西の丸庭園などに植えられた秋の花々を愛でながら、散策が楽しめます。

所在地:〒540-0002大阪府大阪市中央区大阪城

開催期間:2025年11月上旬~12月上旬※見頃は気候により変更となる可能性あり

開催場所:大阪城公園

交通アクセス:JR大阪環状線「大阪城公園駅」もしくは「森ノ宮駅」からすぐ、または地下鉄中央線「森ノ宮駅」からすぐ、または長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」からすぐ、または地下鉄谷町線「天満橋駅」・「谷町四丁目駅」・地下鉄中央線「谷町四丁目駅」から徒歩10分

料金:園内散策自由(一部施設を除く)

問合せ先:大阪城パークセンター06-6755-4146


岩湧山のすすき2025

 金剛生駒紀泉国定公園内にある、標高897mの岩湧山では、例年10月中旬になると、キトラと呼ばれる山頂一帯が、一面ススキの金色に覆われます。山頂からは、金剛山をはじめ葛城山脈、大阪平野から阪神方面の六甲山系までの眺望が楽しめ、週末はハイキング客などが訪れます。背丈ほどもあるススキが、風になびく様子は圧巻で、フォトスポットとしても人気があります。※火気の使用および植物の採取は厳禁。

開催期間:2025年10月中旬~11月中旬 

開催場所:大阪府河内長野市岩湧山

交通アクセス:近鉄長野線・南海高野線「河内長野駅」から南海バス「滝畑ダム」~徒歩2時間

問合せ先:河内長野市産業観光課0721-53-1111



2025年8月30日土曜日

キウイフルーツ

 キウイフルーツ(英: kiwifruit)は、マタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉蔓性植物の果実である。また、マタタビ属のActinidia deliciosaを指して特にキウイフルーツとも呼ばれる。温帯の果樹で、秋に果実が実る。果実は産毛のような細かい毛が生えており、ビタミンCを多く含む。野生種のサルナシの近縁にあたり、中国に分布するオニマタタビ(シナマタタビ)からニュージーランドで改良されて作出された栽培品種であり、ニュージーランドの国鳥キーウィに因んで名をつけられている。

〇概要

商業流通の歴史は浅く、1906年にニュージーランドが新しい果樹のキウイフルーツとして、中国原産のActinidia deliciosaやActinidia chinensisの品種改良に成功、1934年頃から商業栽培を開始し、世界各国で食べられるようになった果物である。「キウイフルーツ」という名称は、ニュージーランドからアメリカ合衆国へ輸出されるようになった際、ニュージーランドのシンボルである鳥の「キーウィ (kiwi)」に因んで1959年に命名された(果実と鳥の見た目の類似性から命名された訳ではない)。カタカナでは「キーウィーフルーツ」「キーウィフルーツ」「キウィフルーツ」などの表記も使用される。日本へは1966年(昭和41年)に、アメリカ合衆国から果菜(ベジタブルフルーツ)の一種として輸入され出回るようになった。また、日本でも栽培や独自品種の開発が行われており[8]、花期は5月頃。耐寒性があり冬期の最低気温-10℃程度の地域でも栽培が可能である。産地は温帯から亜熱帯で、熱帯果実ではない。Actinidia deliciosa の最も一般的な栽培品種であるヘイワード種の果実は、鶏卵程度の大きさを持つ楕円体で、皮が茶色く毛状の繊維に覆われている。この植物および果実自体もキウイ(またはキーウィー、キーウィ、キウィ)と略して呼ばれる場合がある。マタタビに近縁であることから、幼木や若葉はネコ害を受けることもある。その他のマタタビ属の近縁種も「キウイ」という名称を利用して流通している。例: オニマタタビ(A. chinensis、ゴールドキウイ、ゴールデンキウイ)、サルナシ(A. arguta、ベビーキウイ、ミニキウイ)、シマサルナシ(A. rufa、ミニキウイ)など。

〇植物としての特徴

中国原産のオニマタタビ(鬼木天蓼、学名: Actinidia chinensis、別名:シナサルナシ)が、南半球のニュージーランドで改良されたもの。果樹としてなじみがあり、庭木としても見られる落葉性のつる性木本。つるは全体的に褐色の粗い毛が多く、太くなると樹皮は縦にひび割れる。枝の随には隔壁がある。花期は5 - 6月(日本の場合)。冬芽は褐色の毛に覆われていて互生し、隆起した葉痕上部の中に隠れて、先端だけが少し見えている半隠芽である。葉痕は円形や半円形で、維管束痕が1個つく。

〇分類

種としてのキウイフルーツは、以前は Actinidia chinensis (標準和名:オニマタタビ)という単一の種の下に変種がいくつかあるとされていたが、1980年代に Actinidia deliciosa、Actinidia setosa、Actinidia chinensis の別々の種に分類された。A. deliciosa と A. chinensis の主な差異は植生の形態、花および果実の形態、染色体の数である。A. deliciosa の果実は表面が粗毛に覆われており、緑色果肉品種である。最も一般的に市販されているヘイワード種は A. deliciosa 種である。一方、A. chinensis の果実表面は軟かい疎毛で覆われ(果肉は黄色いことが多いが、黄緑色や赤色が混じるものもある)、2000年より販売の始まったゴールド・キウイ(ゼスプリ ゴールド、ホート16A種)は A. chinensis 種である。

〇栽培品種

キウイフルーツ果実の食品科学的な特徴としては、ビタミンC(アスコルビン酸)の含量が多いことや、果実としては珍しくクロロフィルを含むことなどが挙げられる。これらの果実成分の含量は、キウイフルーツの品種によって大きく異なっている。

〇栽培

日本での商業栽培は温州ミカンなど柑橘類の余剰対策の転作作物として始まった。専門知識がなくても比較的簡単に栽培ができ、苗は一般向けにホームセンターなどの園芸コーナーで容易に入手できる。雄雌を1株ずつ植え、藤棚を使い蔓(ツル)を上手くはわせて栽培すれば、10月から11月頃には果実が収穫できる。よく成長した株の場合、一株から約1000個もの収穫を得ることもしばしばであるが、大量の結実は糖度が下がり酸が増加することで食味を低下させてしまう。表年・裏年もあるので、人工授粉と実の大きさがピンポン球大の頃に、摘果を行うことが望ましい。収穫後は30-60日程度の追熟をさせると食べられる。

〇利用

・生食

熟した果実の皮を剥くか、半分に切りスプーンなどで果肉を抉るかして、食用にする。ただし、ベビーキウイのように果皮が薄く産毛も少ない品種の場合は皮ごと食用にする。サラダ、デザートなどへの利用もされる。かたいものは未熟なので、常温において追熟させる。

・加工

ジャム-砂糖を加えて煮て作る。もっと煮詰めて羊羹のような菓子にする例もある。

乾燥品-スライスして凍結乾燥させた食品もある。

ゼリー-キウイフルーツにはタンパク質分解酵素「アクチニジン」が含んであり、ゼラチン使用の場合は生のままの使用は、固まらず不向きである。アクチニジンは熱・酸・アルカリに弱く、ジャムやシロップ煮など加熱処理したものには、分解する働きは無い。また、アクチニジンの含有量が少ない品種もあり、それらは生のまま使用可能である。また、寒天でも代用できる。

酒-醸造原料として利用しワインなどが作られている。

ドライフルーツ

〇栄養価

ビタミンCやビタミンEが豊富で強い抗酸化力を有し、食物繊維やカリウム、ミネラルも豊富である。たんぱく質分解酵素アクチニジンが果皮付近にあり、肉類と一緒に摂ることで消化促進や胃もたれを防止する効果がある。

〇ネコとキウイの関係

キウイフルーツはマタタビ科マタタビ属の植物であり、マタタビラクトンがネコの鼻の奥にある「鋤鼻器」というフェロモンを感じる器官を通じ、ネコを興奮させるため、キウイフルーツの木にはしばしばネコが集まる。マタタビラクトンを嗅いだネコの反応は、床を転げまわる、走り回る、攻撃的になる、よだれを垂らす、眠くなるなどがある。特に去勢前のオスネコは、過剰に反応を起こすことがある。市販されているキウイフルーツに含まれるマタタビラクトンは微量であるため、キウイフルーツを食べてマタタビと同じ反応をするネコと、全く反応しないネコもいる。





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キウイフルーツ キウイフルーツ(英: kiwifruit)は、マタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉蔓性植物の果実である。また、マタタビ属のActinidia deliciosaを指して特にキウイフルーツとも呼ばれる。温帯の果樹で、秋に果実が実る。果実は産毛のような細かい毛が生えており、ビタミンCを多く含む。野生種のサルナシの近縁にあたり、中国に分布するオニマタタビ(シナマタタビ)からニュージーランドで改良されて作出された栽培品種であり、ニュージーランドの国鳥キーウィに因んで名をつけられている。 〇概要 商業流通の歴史は浅く、1906年にニュージーランドが新しい果樹のキウイフルーツとして、中国原産のActinidia deliciosaやActinidia chinensisの品種改良に成功、1934年頃から商業栽培を開始し、世界各国で食べられるようになった果物である。「キウイフルーツ」という名称は、ニュージーランドからアメリカ合衆国へ輸出されるようになった際、ニュージーランドのシンボルである鳥の「キーウィ (kiwi)」に因んで1959年に命名された(果実と鳥の見た目の類似性から命名された訳ではない)。カタカナでは「キーウィーフルーツ」「キーウィフルーツ」「キウィフルーツ」などの表記も使用される。日本へは1966年(昭和41年)に、アメリカ合衆国から果菜(ベジタブルフルーツ)の一種として輸入され出回るようになった。また、日本でも栽培や独自品種の開発が行われており[8]、花期は5月頃。耐寒性があり冬期の最低気温-10℃程度の地域でも栽培が可能である。産地は温帯から亜熱帯で、熱帯果実ではない。Actinidia deliciosa の最も一般的な栽培品種であるヘイワード種の果実は、鶏卵程度の大きさを持つ楕円体で、皮が茶色く毛状の繊維に覆われている。この植物および果実自体もキウイ(またはキーウィー、キーウィ、キウィ)と略して呼ばれる場合がある。マタタビに近縁であることから、幼木や若葉はネコ害を受けることもある。その他のマタタビ属の近縁種も「キウイ」という名称を利用して流通している。例: オニマタタビ(A. chinensis、ゴールドキウイ、ゴールデンキウイ)、サルナシ(A. arguta、ベビーキウイ、ミニキウイ)、シマサルナシ(A. rufa、ミニキウイ)など。 〇植物としての特徴 中国原産のオニマタタビ(鬼木天蓼、学名: Actinidia chinensis、別名:シナサルナシ)が、南半球のニュージーランドで改良されたもの。果樹としてなじみがあり、庭木としても見られる落葉性のつる性木本。つるは全体的に褐色の粗い毛が多く、太くなると樹皮は縦にひび割れる。枝の随には隔壁がある。花期は5 - 6月(日本の場合)。冬芽は褐色の毛に覆われていて互生し、隆起した葉痕上部の中に隠れて、先端だけが少し見えている半隠芽である。葉痕は円形や半円形で、維管束痕が1個つく。 〇分類 種としてのキウイフルーツは、以前は Actinidia chinensis (標準和名:オニマタタビ)という単一の種の下に変種がいくつかあるとされていたが、1980年代に Actinidia deliciosa、Actinidia setosa、Actinidia chinensis の別々の種に分類された。A. deliciosa と A. chinensis の主な差異は植生の形態、花および果実の形態、染色体の数である。A. deliciosa の果実は表面が粗毛に覆われており、緑色果肉品種である。最も一般的に市販されているヘイワード種は A. deliciosa 種である。一方、A. chinensis の果実表面は軟かい疎毛で覆われ(果肉は黄色いことが多いが、黄緑色や赤色が混じるものもある)、2000年より販売の始まったゴールド・キウイ(ゼスプリ ゴールド、ホート16A種)は A. chinensis 種である。 〇栽培品種 キウイフルーツ果実の食品科学的な特徴としては、ビタミンC(アスコルビン酸)の含量が多いことや、果実としては珍しくクロロフィルを含むことなどが挙げられる。これらの果実成分の含量は、キウイフルーツの品種によって大きく異なっている。 〇栽培 日本での商業栽培は温州ミカンなど柑橘類の余剰対策の転作作物として始まった。専門知識がなくても比較的簡単に栽培ができ、苗は一般向けにホームセンターなどの園芸コーナーで容易に入手できる。雄雌を1株ずつ植え、藤棚を使い蔓(ツル)を上手くはわせて栽培すれば、10月から11月頃には果実が収穫できる。よく成長した株の場合、一株から約1000個もの収穫を得ることもしばしばであるが、大量の結実は糖度が下がり酸が増加することで食味を低下させてしまう。表年・裏年もあるので、人工授粉と実の大きさがピンポン球大の頃に、摘果を行うことが望ましい。収穫後は30-60日程度の追熟をさせると食べられる。 〇利用 ・生食 熟した果実の皮を剥くか、半分に切りスプーンなどで果肉を抉るかして、食用にする。ただし、ベビーキウイのように果皮が薄く産毛も少ない品種の場合は皮ごと食用にする。サラダ、デザートなどへの利用もされる。かたいものは未熟なので、常温において追熟させる。 ・加工 ジャム-砂糖を加えて煮て作る。もっと煮詰めて羊羹のような菓子にする例もある。 乾燥品-スライスして凍結乾燥させた食品もある。 ゼリー-キウイフルーツにはタンパク質分解酵素「アクチニジン」が含んであり、ゼラチン使用の場合は生のままの使用は、固まらず不向きである。アクチニジンは熱・酸・アルカリに弱く、ジャムやシロップ煮など加熱処理したものには、分解する働きは無い。また、アクチニジンの含有量が少ない品種もあり、それらは生のまま使用可能である。また、寒天でも代用できる。 酒-醸造原料として利用しワインなどが作られている。 ドライフルーツ 〇栄養価 ビタミンCやビタミンEが豊富で強い抗酸化力を有し、食物繊維やカリウム、ミネラルも豊富である。たんぱく質分解酵素アクチニジンが果皮付近にあり、肉類と一緒に摂ることで消化促進や胃もたれを防止する効果がある。 〇ネコとキウイの関係 キウイフルーツはマタタビ科マタタビ属の植物であり、マタタビラクトンがネコの鼻の奥にある「鋤鼻器」というフェロモンを感じる器官を通じ、ネコを興奮させるため、キウイフルーツの木にはしばしばネコが集まる。マタタビラクトンを嗅いだネコの反応は、床を転げまわる、走り回る、攻撃的になる、よだれを垂らす、眠くなるなどがある。特に去勢前のオスネコは、過剰に反応を起こすことがある。市販されているキウイフルーツに含まれるマタタビラクトンは微量であるため、キウイフルーツを食べてマタタビと同じ反応をするネコと、全く反応しないネコもいる。

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萩まつり道了祭2025

 奈良時代より“萩の寺”と呼ばれる東光院の萩の庭は、魯山人により「萩露園」と名付けられ、府民投票により大阪みどりの百選に選定されました。萩の花が最盛期を迎える毎年9月中旬に「萩まつり道了祭」が開催され、祭神である豊臣秀吉公勧請・道了大権現の特別開扉とともに、法話、写経、茶席のほか、献笛(けんてき)・箏曲(そうきょく)や弦楽曲の奉納などが催されます。東光院に縁の深い正岡子規の命日を記念しての「子規忌へちま供養・萩の四季俳句会」(21日)、秋彼岸中日の「世界の恒久平和と人と自然との共生を祈る文化の祭典」と参詣者の幸せを祈る「道了大権現採灯大護摩供」(いずれも23日)には、多くの参拝者が訪れます。

所在地:〒561-0882大阪府豊中市南桜塚1-12-7

開催期間:2025年9月19日~24日9:00~17:00

開催場所:東光院 萩の寺

交通アクセス:阪急宝塚線「曽根駅」から徒歩4分

主催:萩まつり祭典法要委員会、萩の寺道了講、萩の寺大乗会

料金:大人500円

問合せ先:東光院萩の寺06-6852-3002


2025年8月21日木曜日

中之島公園バラ園(秋)2025

 堂島川と土佐堀川にはさまれた延長約1.5kmの緑豊かな中之島公園で、秋バラが見頃を迎えます。東西約500m、面積約1万3000平方mにわたるバラ園には、約310品種、約3700株のバラが植栽されています。例年10月上旬から11月中旬にかけて、赤や白、ピンクなど色とりどりの美しいバラが咲き誇り、都心のオアシスに彩りを添えます。

所在地:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島1

開催期間:2025年10月上旬~11月中旬 

開催場所:中之島公園

交通アクセス:京阪電鉄中之島線「なにわ橋駅」下車、または地下鉄堺筋線・京阪電鉄「北浜駅」26番出口から徒歩3分、または地下鉄御堂筋線・京阪電鉄「淀屋橋駅」1番出口から徒歩3分

料金:無料(24時間出入り自由)

問合せ先:扇町公園事務所06-6312-8121



岩湧山のすすき2025

 金剛生駒紀泉国定公園内にある、標高897mの岩湧山では、例年10月中旬になると、キトラと呼ばれる山頂一帯が、一面ススキの金色に覆われます。山頂からは、金剛山をはじめ葛城山脈、大阪平野から阪神方面の六甲山系までの眺望が楽しめ、週末はハイキング客などが訪れます。背丈ほどもあるススキが、風になびく様子は圧巻で、フォトスポットとしても人気があります。※火気の使用および植物の採取は厳禁。

開催期間:2025年10月中旬~11月中旬 

開催場所:大阪府河内長野市岩湧山

交通アクセス:近鉄長野線・南海高野線「河内長野駅」から南海バス「滝畑ダム」~徒歩2時間

問合せ先:河内長野市産業観光課0721-53-1111



2025年7月3日木曜日

万博記念公園早朝観蓮会2025

 万博記念公園の日本庭園はす池で「早朝観蓮会」が開催され、強い芳香を放つハスが早朝に咲く神秘的な様子を見ることができます。通常の開園時間よりも早い時間に、はす池まで入場することができ、清々しい朝の散策を楽しみながら、26品種約1200株の花ハスと、7品種約1000株のスイレンの優美な姿を観賞できます。※三脚などの固定器具を使用しての長時間の場所の占有や、通路を塞ぐなどの迷惑、危険となるような行為は禁止

所在地:〒565-0826大阪府吹田市千里万博公園

開催期間:2025年6月27日~29日、7月4日~6日6:30~17:00(最終入園16:30)※中央口ゲートと日本庭園前ゲートのみ6:15~開門。そのほか入園方法について注意事項あり、詳しくはホームページで要確認

開催場所:万博記念公園日本庭園はす池

交通アクセス:大阪モノレール「万博記念公園駅」・「公園東口駅」下車、または名神高速道路・中国自動車道「吹田IC」から車約5分

主催:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

料金:自然文化園・日本庭園共通入園料/大人260円、小中学生80円

問合せ先:万博記念公園コールセンター06-6877-7387


https://www.expo70-park.jp/



2025年6月15日日曜日

2025年6月12日木曜日

理智院の蓮2025

 行基菩薩が開山したと伝わる宝珠山理智院では、例年6月中旬から8月上旬にかけて、蓮の花が見頃を迎えます。ピンクや白の大輪の花が咲く鉢が参道沿いに並び、初夏の訪れを感じさせてくれます。梅雨の時期には、苔寺の名にふさわしく、境内一面がみずみずしい苔に覆われます。理智院は、博物学者・南方熊楠が、研究の場としてしばらく身を置いたことでも知られ、一年を通して、四季折々のさまざまな草花を楽しむことができます。

所在地:〒599-0311大阪府岬町多奈川谷川1523

開催期間:2025年6月中旬~8月上旬7:00~18:00

開催場所:宝珠山理智院

交通アクセス:南海「みさき公園駅」・「多奈川駅」から「小島住吉行」のコミュニティバス「極楽橋」~徒歩5分

料金:※堂内拝観は予約が必要

問合せ先:宝珠山理智院072-495-5162



長居植物園ひまわりウィーク2025

 都会のオアシス長居植物園で、ひまわりの見頃にあわせて「ひまわりウィーク」が開催されます。約2万5000本のひまわりが、太陽の光を浴びて元気いっぱい咲き揃います。一面に広がる黄色いひまわりと青空が、夏ならではの鮮やかなコントラストを描きます。7月中旬より「プレひま」も開催され、変わり種も見ることができます。

所在地:〒546-0034大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23

開催期間:2025年8月2日~17日9:30~18:00(入園は17:30まで)※予定、期間中無休

開催場所:大阪市立長居植物園

交通アクセス:JR阪和線・地下鉄御堂筋線「長居駅」から徒歩15分

主催:長居わくわくパークプロジェクトチーム

料金:入園料/大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上は無料※要証明提示

問合せ先:大阪市立長居植物園06-6696-7117


プレひま~ちょっぴり早い長居植物園のひまわり~2025

 約24.2haの広さを誇る長居植物園では、毎年恒例の「ひまわりウィーク」に先駆け、夏の風物詩として知られる“ひまわり”を一足早く観賞することができます。夏の暑さが本格的になる7月、元気に咲き揃うひまわりが、園内を鮮やかな黄色で彩ります。緑に囲まれた都会のオアシスである長居植物園には、11の専門園のほか、大花壇があり、季節に応じた花々が楽しめます。

所在地:〒546-0034大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23

開催期間:2025年7月23日~8月1日9:30~17:00(入園は16:30まで)※7月28日は休園日

開催場所:大阪市立長居植物園

交通アクセス:JR阪和線・地下鉄御堂筋線「長居駅」から徒歩15分

主催:長居わくわくパークプロジェクトチーム

料金:入園料/大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上は無料 ※要証明提示

問合せ先:大阪市立長居植物園06-6696-7117


2025年5月31日土曜日

水月公園のハナショウブ2025

 池田市民の憩いの場である水月公園では、例年6月になると約60種6000株のハナショウブが見頃を迎えます。見頃にあわせて「花菖蒲まつり」も行われます。友好都市である中国・蘇州市から贈られた斉芳亭は、反り返った中国風の瓦屋根が特徴的で、異国情緒にあふれ、公園のシンボルとなっています。斉芳亭とハナショウブの取り合わせはエキゾチックで美しく、人気の写真撮影スポットともなっています。

所在地:〒563-0024大阪府池田市鉢塚3-6

開催期間:2025年6月上旬~下旬花菖蒲まつり/14日~15日10:00~16:00

開催場所:水月公園

交通アクセス:阪急宝塚線「池田駅」からバス約10分「鉢塚」~徒歩5分

主催:「親と子の集い」実行委員会

問合せ先:都市公園管理センター072-751-3070(水月公園について)、池田市シティプロモーション課072-754-6272(花菖蒲まつりについて)


万博記念公園あじさい祭2025

 万博記念公園自然文化園西側の「あじさいの森」では、例年6月になると、ガクアジサイやホンアジサイなど、50品種のあじさいが咲き誇ります。青や紫、ピンク、白といったさまざまな色合いで鮮やかに彩られ、しっとりとした風情を楽しむことができます。6月7日~15日まで、万博記念公園に咲く“あじさい”を季語にした俳句の募集が行われ、入選した俳句は、21日~29日まで「あじさいの森」にて掲示されます。

所在地:〒565-0826大阪府吹田市千里万博公園

開催期間:2025年6月7日~29日9:30~17:00(最終入園は16:30)※休園日は毎週水曜

開催場所:万博記念公園自然文化園あじさいの森

交通アクセス:大阪モノレール「万博記念公園駅」・「公園東口駅」下車、または名神高速道路・中国自動車道「吹田IC」から車約5分

主催:万博記念公園マネジメント・パートナーズ

料金:自然文化園・日本庭園共通入園料/大人260円、小中学生80円

問合せ先:万博記念公園コールセンター0120-1970-89(もしくは06-6877-7387)


2025年5月17日土曜日

三宝水再生センターあじさい一般公開2025

 三宝水再生センターでは、高度な下水処理方法を導入することで、赤潮の原因になる窒素やリンを取り除き、従来よりも水をきれいにしています。その処理水を有効利用してあじさいを育てており、例年6月上旬になると一般公開されます。下水処理についての理解を深めるとともに、あじさいを楽しんでもらおうと1991年に始まりました。今では、約100種1200株ものあじさいが咲く「関西でも有数のあじさいの名所」となっています。

所在地:〒590-0902大阪府堺市堺区松屋大和川通4丁目147番地1

開催期間:2025年6月5日~8日10:00~16:00(土日のみ~17:00)

開催場所:三宝水再生センター

交通アクセス:南海「堺駅」から17系統(北循環線)の南海バス「松屋大和川通」下車、または地下鉄四つ橋線「住之江公園駅」から91・71系統の南海バス「松屋大和川通」下車

主催:堺市上下水道局

料金:見学無料

問合せ先:堺市上下水道局・お客様センター(ナビダイヤル)0570-02-1132(または072-251-1132)


2025年4月28日月曜日

城北菖蒲園開園2025

 城北公園内に昭和39年(1964年)に開園した回遊式の花菖蒲園が、花の見頃にあわせて開園されます。約250種1万3000株余りの花菖蒲が観賞でき、近隣の人々の憩いの場となっています。旧淀川の河川敷を利用して造られた城北公園内には、約9.5haの敷地に大きな池と1.3haの花菖蒲園があります。

所在地:〒535-0004大阪府大阪市旭区生江3-29

開催期間:2025年5月16日~6月11日入園受付/9:30~16:30

開催場所:城北公園・城北菖蒲園

交通アクセス:JRおおさか東線「城北公園通駅」から徒歩15分、またはJR「大阪駅」から「守口車庫前行」のバス約25分「城北公園前」すぐ

料金:城北菖蒲園入園料/大人200円、中学生以下・大阪市在住の65歳以上・障がいのある方は無料(要証明)

問合せ先:菖蒲園に関しては06-6928-0005、鶴見緑地公園事務所06-6912-0650


長野公園のアジサイ2025

 金剛山の山麓に広がる長野公園の奥河内あじさい公園(河合寺地区)と奥河内さくら公園(長野地区)では、例年6月中旬から7月上旬にかけて、アジサイが見頃となります。特に、奥河内あじさい公園(河合寺地区)のあじさい園には、5000本ものアジサイが植栽されており、青や紫、ピンクの美しいアジサイのグラデーションが楽しめます。奥河内さくら公園(長野地区)にもあじさい園があるほか、展望台からは金剛山系の山々や市街地が一望できます。あじさい園まで続く園路に、カラフルな傘をたくさん飾る「アンブレラスカイ」も登場します。

所在地:〒586-0051大阪府河内長野市河合寺

開催期間:2025年6月中旬~7月上旬 

開催場所:大阪府営長野公園(奥河内あじさい公園、奥河内さくら公園)

交通アクセス:南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」から徒歩15分

主催:長野公園管理事務所

料金:無料

問合せ先:長野公園管理事務所0721-62-2772


蜻蛉池公園のアジサイ2025

 岸和田市中央の丘陵地帯にある蜻蛉池公園にはあじさい園があり、例年6月上旬から7月上旬にかけて、アジサイが満開となります。約40種1万株の色とりどりのアジサイが、園内のいたるところに咲き誇り、見渡す限り広がるアジサイは圧巻です。園内にあるあずま屋からは、斜面に一面に咲く紫色のアジサイが観賞できます。蜻蛉池公園には、子どもたちに人気の大型遊具のほか、展望台や大芝生広場などがあり、市民の憩い場となっています。

所在地:〒596-0815大阪府岸和田市三ケ山町大池尻701

開催期間:2025年6月上旬~7月上旬アジサイフェア/6月21日~22日10:00~15:30

開催場所:蜻蛉池公園

交通アクセス:JR阪和線「下松駅」から「職業能力開発大学前行」の南海バス「蜻蛉池公園前」すぐ

問合せ先:蜻蛉池公園管理事務所072-443-9671


山田池公園のアジサイ2025

 枚方市の中央にある山田池公園では、例年6月上旬から下旬にかけてアジサイが見頃を迎えます。アジサイ園には西洋アジサイやガクアジサイなど約1500株が植栽され、青や紫、ピンクの色とりどりの花が、みずみずしく咲き誇ります。同時期には、水生花園のスイレンも見頃を迎えます。豊かな自然に恵まれた山田池公園では野鳥も多く、水鳥やアオサギ、カワセミなどのバードウォッチングを楽しむこともできます。

所在地:〒573-0167大阪府枚方市山田池公園1-1

開催期間:2025年6月上旬~下旬 

開催場所:山田池公園

交通アクセス:JR学研都市線「藤阪駅」から徒歩15分、またはJR学研都市線「長尾駅」から京阪バス「出屋敷」~徒歩1分

問合せ先:山田池公園管理事務所072-851-4761



2025年4月13日日曜日

長居植物園あじさいフェア2025

 長居植物園には、面積5600平方mの山奥の谷をイメージしたアジサイ園があり、梅雨時に花の見頃を迎えます。日本原産のガクアジサイやヤマアジサイ、イワガラミやウツギ類のほか、アメリカ原産のアナベルなど、日本や西洋で作出された品種を中心に植栽されており、その数は市内最大級の約1万株を誇ります。6月中旬までは、ハナショウブ園で白や紫のハナショウブも咲き誇り、園内に華を添えます。

所在地:〒546-0034大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23

開催期間:2025年5月31日~6月29日9:30~17:00(入園は16:30まで)※期間中は休園日なし

開催場所:大阪市立長居植物園

交通アクセス:JR阪和線・地下鉄御堂筋線「長居駅」から徒歩15分

料金:入園料/大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下無料

問合せ先:大阪市立長居植物園06-6696-7117


長居植物園春のローズウィーク2025

 緑あふれる自然豊かな都会のオアシス、長居植物園で、「春のローズウィーク」が開催されます。長居植物園には約7000平方mのバラ園があり、約240品種3500株のバラが植栽されています。例年5月になると見頃を迎える春バラは、花が大きく色も鮮やかで華やかなことが特徴です。ツルバラを立体的に配置したアーチや回廊などを観賞できるほか、新しい品種や宿根草との寄せ植え花壇なども楽しむことができます。

所在地:〒546-0034大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23

開催期間:2025年5月3日~25日9:30~17:00(入園は16:30まで)※期間中は休園日なし

開催場所:大阪市立長居植物園

交通アクセス:JR阪和線・地下鉄御堂筋線「長居駅」から徒歩15分

料金:入園料/大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下無料

問合せ先:大阪市立長居植物園06-6696-7117


大阪ばらコンテスト2025

 日本最大級の温室のある植物園「咲くやこの花館」で、バラの展示品評会「大阪ばらコンテスト」が開催されます。愛好家に育てられた、バリエーション豊かで華やかな美しいバラが紹介されます。出品者自身または家族が栽培したバラに限り、出品が可能です。愛好家による自慢のバラを観賞することができます。

所在地:〒538-0036大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163

開催期間:2025年5月9日~11日10:00~17:00(入館は16:30まで)※展示/9日は13:00~

開催場所:咲くやこの花館

交通アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」から徒歩10分、またはJR「大阪駅」から36系統「地下鉄門真南行」のバス「鶴見区役所前」下車

主催:咲くやこの花館

料金:入館料/大人500円、中学生以下・障がい者手帳等所持者(介護者1人を含む)・大阪市内在住の65歳以上無料※要証明(生徒手帳・健康等の原本)

問合せ先:咲くやこの花館06-6912-0055


浅香山緑道のつつじ2025

 大和川沿いにある浅香山緑道では、例年4月中旬から堺市の市花木であるつつじが見頃を迎えます。樹齢80年を越えるつつじをはじめ、約2500本のつつじが咲き誇る約600mのプロムナードを散策できます。

所在地:〒590-0011大阪府堺市堺区香ケ丘町5丁1-80

開催期間:2025年4月中旬~下旬 

開催場所:浅香山緑道

交通アクセス:JR阪和線「浅香駅」から徒歩10分、または南海高野線「浅香山駅」から徒歩10分

問合せ先:浅香山緑道の管理に関すること/堺市公園緑地部大浜公園事務所072-232-1489


2025年3月25日火曜日

大仙公園日本庭園花菖蒲展2025

 大仙公園内にある日本庭園で、例年見頃に合わせて「花菖蒲展」が開催されます。伝統的な技術を駆使して作庭された、約2万6000平方mもの庭園の各所に、花菖蒲の鉢植えなどが展示され、その繊細な美しさが楽しめます。築山林泉回遊式の庭園では、初夏になると花菖蒲が風情を競う「杜若池」と、その水辺に静かにたたずむ「青苔亭」が見どころです。

所在地:〒590-0801大阪府堺市堺区大仙中町(大仙公園内)

開催期間:2025年5月24日~6月8日※開花状況により変動あり9:00~17:00(入園は16:30まで)※休園日は毎週月曜(祝日の場合は翌平日)

開催場所:大仙公園日本庭園

交通アクセス:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩10分、または南海高野線「堺東駅」からバス約20分「大仙公園西」~徒歩5分

料金:入園料が必要

問合せ先:大仙公園日本庭園072-247-3670(休園日を除く9:00~17:00)



中之島公園バラ園2025

 堂島川と土佐堀川にはさまれた延長約1.5kmの緑豊かな中之島公園で、バラ園が見頃を迎えます。東西約500m、面積約1万3000平方mにわたるバラ園には、約310品種およそ3700株のバラが植栽されています。例年5月上旬から下旬にかけて、赤や白、ピンクなど色とりどりの美しいバラが咲き誇り、都心のオアシスに彩りを添えます。

所在地:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島1

開催期間:2025年5月上旬~下旬 

開催場所:中之島公園

交通アクセス:京阪電鉄中之島線「なにわ橋駅」下車、または地下鉄堺筋線・京阪電鉄「北浜駅」26番出口から徒歩3分、または地下鉄御堂筋線・京阪電鉄「淀屋橋駅」1番出口から徒歩3分

料金:入園無料

問合せ先:扇町公園事務所06-6312-8121


造幣局「桜の通り抜け」2025

 「さくら名所100選の地」に選定されている造幣局で、毎年4月上旬から中旬頃の1週間に「桜の通り抜け」が開催されます。造幣局南門(天満橋側)から北門(桜宮橋側)への一方通行で、約560mの桜並木が楽しめます。敷地内には、関山(かんざん)や小手毬(こでまり)、2025年の「今年の花」である蘭蘭(らんらん)をはじめ、新品種の火打谷菊桜(ひうちだにきくざくら)など、142種類、340本の桜が植えられています。

所在地:〒530-0043大阪府大阪市北区天満1-1-79

開催期間:2025年4月5日~11日平日/10:00~19:30、土日/9:00~19:30※19:45完全退場

開催場所:造幣局

交通アクセス:JR東西線「大阪天満宮駅」8号出口から徒歩15分、または地下鉄堺筋線・谷町線「南森町駅」から徒歩15分

主催:独立行政法人造幣局

料金:入場無料※webによる事前申込制(先着順)。詳しくは造幣局のホームページを要確認。

問合せ先:桜の通り抜け申込専用ダイヤル06-7712-2508(9:00~19:00※3月17日~4月11日まで)


https://www.mint.go.jp/


2025年3月19日水曜日

2025年3月18日火曜日

桜ウィーク2025

 日本の春を象徴する花“桜”をゆっくりと観賞できる「桜ウィーク」が、大阪市立長居植物園で開催されます。人気の高いソメイヨシノを中心に、鮮やかなピンク色の花を咲かせるヨウコウや、枝が下に垂れ下がった優美な姿が特徴のヤエベニシダレなど、花の色や大きさ、開花時期などがそれぞれ異なる桜が次々と見頃を迎えます。桜の品種に注目しながら、お花見や散策が楽しめます。

所在地:〒546-0034大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23

開催期間:2025年3月22日~4月6日開園時間/9:30~17:00(入園は16:30まで)

開催場所:大阪市立長居植物園

交通アクセス:JR阪和線・地下鉄御堂筋線「長居駅」から徒歩15分

料金:入園料/大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下無料

問合せ先:大阪市立長居植物園06-6696-7117


はちけんやお花見フェスタ2025

 桜の季節の水都大阪で、「はちけんやお花見フェスタ」と題し、八軒家浜一帯でマーケットやアクティビティ体験会など、桜を楽しむ各種イベントが繰り広げられます。期間中は、大川さくらクルーズも運航しており、水上からの花見を満喫することができます。

所在地:〒540-0031大阪府大阪市中央区北浜東1-2

開催期間:2025年3月22日~4月6日※プログラムにより異なる。

開催場所:八軒家浜

交通アクセス:京阪「天満橋駅」もしくは地下鉄「天満橋駅」からすぐ

主催:NPO法人大阪水上安全協会

料金:入場無料※プログラム参加は有料


かなんの桜2025

 “さくらの町”河南町では、例年3月下旬から、町内各地の桜が見頃を迎えます。ソメイヨシノが植栽された桜の並木道には、華やかな花のトンネルが出現します。白木山公園、弘川寺歴史と文化の森、近つ飛鳥風土記の丘、桜とりすの森、ぷくぷくドーム、古木の桜並木など、町中を散策しながら、お花見が楽しめます。見頃にあわせて、3月29日は、白木山公園で「かなん桜まつり」が開催され、地域の物産が並ぶブースの出店や、木工クラフト体験などが行われます。

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬かなん桜まつり(白木山公園)/3月29日(雨天時は翌日に順延)

開催場所:大阪府南河内郡河南町町内各所

交通アクセス:近鉄長野線「富田林駅」からバス「河内」下車

問合せ先:河南町役場まち創造部農林商工観光課0721-93-2500(代表)


勝尾寺の桜2025

 遅咲きの桜で有名な勝尾寺では、下界の桜が花を落とす頃に、境内の桜が見頃を迎えます。8万坪の境内に一歩足を踏み入れると、深い緑をバックに薄紅色の見事なしだれ桜が咲き誇り、参拝者を出迎えます。数種類の桜と自然が織りなすコントラストは、まるで一幅の絵画を見ているかのような風景となっています。

所在地:〒562-8508大阪府箕面市勝尾寺

開催期間:2025年4月上旬~下旬【参拝時間】8:00~17:00、土曜/~18:00(いずれも受付は参拝終了の30分前まで)

開催場所:勝尾寺

交通アクセス:北大阪急行・地下鉄御堂筋線「箕面萱野駅」から車約15分もしくは阪急バス約20分「勝尾寺」~徒歩1分

料金:入山料が必要/高校生以上500円、小中学生400円、未就学児100円、2歳以下無料

問合せ先:勝尾寺072-721-7010


池田五月山のさくら2025

 池田市の中央部にある標高315mの五月山は桜の名所として知られ、例年3月下旬から4月上旬になると、ソメイヨシノやヤマザクラなどが咲き誇ります。展望台やハイキングコースが整備され、池田市街地の眺望や豊かな自然の景色を楽しめるとあって、春の一日を満喫する行楽客で賑わいます。見頃にあわせて、近くの池田城跡公園を会場に「池田五月山さくらまつり」も開催され、邦楽演奏会や野だての会が行われます。

所在地:〒563-0051大阪府池田市綾羽2丁目

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬池田五月山さくらまつり/3月29日~30日(池田城跡公園)

開催場所:五月山公園

交通アクセス:阪急宝塚線「池田駅」から徒歩15分もしくは阪急バス「五月山公園・大広寺」下車

料金:入園無料

問合せ先:池田市シティプロモーション課072-754-6272


玉串川の桜並木2025

 八尾市東部の住宅地を、南北に貫いて流れる玉串川沿いに、1965年から周辺住民の協力により植えられた、約1000本のソメイヨシノが咲き誇ります。近鉄河内山本駅から北側2kmと南側3kmにわたり、川沿いに続くこの桜並木は、「大阪みどりの百選」にも選ばれています。5kmにもおよぶ桜のトンネルを散策しながら、水面に映える桜の姿を楽しめます。

所在地:〒581-0867大阪府八尾市山本町付近

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬 

開催場所:玉串川

交通アクセス:近鉄大阪線「河内山本駅」下車

問合せ先:一般社団法人八尾市観光協会072-997-6226


内川(旧環濠)沿いのさくら巡り2025

 堺市の歴史遺産、環濠(かんごう)を、例年3月下旬になると見事な桜並木が彩ります。堺のまちは、大坂夏の陣で焼失しましたが、江戸初期に区画された町割りや周囲を囲む濠が、その後の戦災復興や高速道路の工事などを経てもなお、現在もその形を留めています。“ふるさとの川”として修景された環濠沿いに咲く満開の桜は、環濠都市堺の歴史を偲ぶ貴重な場所であるとともに、市民憩いのスポットともなっています。なかでも、七道駅から堺駅に至る内川沿いの桜は、毎年多くの人が訪れる隠れた桜の名所です。

所在地:〒590-0906大阪府堺市堺区三宝町~戎島町

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬 

開催場所:南海七道駅~南海堺駅間の内川沿い

交通アクセス:南海電鉄「七道駅」下車

問合せ先:堺市観光部観光推進課072-228-7493


摂津峡のさくら2025

 渓谷の豊かな自然が感じられる大阪・北摂エリアの景勝地「摂津峡」にある摂津峡公園では、例年3月下旬から4月中旬にかけて、桜が見頃を迎えます。桜広場の約230本の桜が咲き誇り、花見を楽しむ多くの人々で賑わいます。42.65haある公園の敷地はすべて山林地帯で、子どもたちが遊べる広場や、行者岩や八畳岩などの奇岩や断崖、滝が見られる自然歩道、ハイキングコース、展望台などがあり、気軽に立ち寄れる自然公園として親しまれています。

所在地:〒569-1036大阪府高槻市塚脇5-3-4

開催期間:2025年3月29日~4月13日※開花状況は気候などにより変動する場合あり

開催場所:摂津峡公園

交通アクセス:JR京都線「高槻駅」から2番のりば「塚脇行」のバス「塚脇」~徒歩10分

主催:摂津峡さくら祭り実施対策協議会

料金:無料

問合せ先:公益社団法人高槻市観光協会072-675-0081


岸和田城の桜2025

 岸和田城では、例年3月下旬から4月上旬にかけて、ソメイヨシノをはじめとする約170本の桜が美しく咲き誇ります。見頃にあわせて開催される「岸和田市お城まつり」では、3月25日から4月8日にかけて、二の丸広場などでぼんぼりが点灯され、夜桜が楽しめます。4月5日と6日には、泉州の物産展やキッチンカーの出店のほか、青海波体験、野点、邦楽演奏、ステージイベントなど、岸和田城周辺施設でさまざまな催しが行われます。

所在地:〒596-0073大阪府岸和田市岸城町9-1

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬【岸和田市お城まつり】3月25日~4月8日【きしわだスイーツまつり】3月29日~30日10:00~16:00(予定)【泉州の物産展】4月5日~6日10:00~16:00(予定)

開催場所:岸和田城および周辺

交通アクセス:南海「岸和田駅」から徒歩10分

主催:岸和田市、岸和田市観光振興協会

問合せ先:岸和田市観光振興協会072-436-0914


信達宿のふじまつり2025

 古い町並みが残る信達宿の梶本家の庭が一般公開され、野田藤を観賞することができます。1本の木に約4万房の花房が咲き誇り、野田藤の高貴な香りと色彩にひたることができます。観賞台(日本唯一)からの藤雲海は圧巻で、見頃はふじまつり前半です。近所にある紀州公本陣跡は、19日と20日のみ一般公開されます。

所在地:〒590-0522大阪府泉南市信達牧野1338

開催期間:2025年4月13日~20日<4月20日~27日に変更となりました>10:00~17:00※中庭・観賞台は17:00で閉鎖、中庭以外は19:00まで観賞可能

開催場所:ふじまつり会場

交通アクセス:JR阪和線「和泉砂川駅」から徒歩8分

主催:熊野街道信達宿藤保存会

料金:協力金100円

問合せ先:熊野街道信達宿藤保存会090-4281-8741(開設期間/3月1日~4月30日)


大川さくらクルーズ2025

 花見シーズンの到来にあわせて、恒例の「大川さくらクルーズ」が運航されます。八軒家浜船着場から源八橋下流を通る期間限定クルーズで、船上から大川沿いに咲き誇る桜並木の眺めを満喫できます。※10~30分間隔で随時運航するので、予約なく乗船できます(予約は受け付けておりません)。

所在地:〒540-0032大阪府大阪市中央区天満橋京町1-1

開催期間:2025年3月22日~4月6日出航時間/10:00~18:00の間(10~30分間隔で出航、3月22日のみ11:00から運航予定)※所要時間約25分。天候・潮位により運休やコース変更をする場合あり。運航船舶は日により異なる。

開催場所:八軒家浜船着場(発着)

交通アクセス:京阪「天満橋駅」もしくは地下鉄「天満橋駅」からすぐ

主催:大阪シティクルーズ推進協議会

料金:大人1500円、小学生以下無料(大人1人につき小学生以下1人まで無料、2人目からは1人につき750円が必要)※予約不可

問合せ先:大阪シティクルーズ推進協議会(大阪水上バス株式会社内)06-6942-5511


大仙公園日本庭園牡丹(ボタン)展2025

 大仙公園内に作られた敷地約2万6000平方mの日本庭園で、牡丹(ボタン)展が行われます。泉北丘陵をあらわした桃源台では地植えのボタンが観賞できます。約500株のボタンが豪華絢爛に庭園を彩り、春の訪れを告げます。

所在地:〒590-0801大阪府堺市堺区大仙中町(大仙公園内)

開催期間:2025年4月12日~30日9:00~17:00(入園は16:30まで)※休園日は毎週月曜(祝日の場合は翌平日)

開催場所:大仙公園日本庭園

交通アクセス:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩10分、または南海高野線「堺東駅」からバス約20分「大仙公園西」~徒歩5分

料金:入園料が必要

問合せ先:大仙公園日本庭園072-247-3670(休園日を除く9:00~17:00)


大阪城公園の桜2025

 「日本さくら名所100選」で知られる大阪城公園の桜が、見頃を迎えます。園内には、ソメイヨシノを中心にヤマザクラやカンヒザクラなど約3000本の桜があり、例年3月下旬から4月上旬にかけて次々と開花します。さまざまな歴史的建築物が点在する総面積105.6haの広大な敷地に、多くの花見客が訪れます。西の丸庭園(有料)では、桜の開花時期に合わせて「観桜ナイター」が開催され、ソメイヨシノを中心とした約300本の桜のライトアップが楽しめます。

所在地:〒540-0002大阪府大阪市中央区大阪城

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬(品種により異なる) 

開催場所:大阪城公園

交通アクセス:JR大阪環状線「大阪城公園駅」もしくは「森ノ宮駅」からすぐ、または地下鉄中央線「森ノ宮駅」からすぐ、または長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」からすぐ、または地下鉄谷町線「天満橋駅」・「谷町四丁目駅」・地下鉄中央線「谷町四丁目駅」から徒歩10分

料金:園内散策自由(※一部施設を除く)

問合せ先:大阪城パークセンター06-6755-4146


SAKURAEXPO2025

 「日本さくら名所100選の地」で知られる万博記念公園では、例年3月下旬から4月上旬まで、園内全体で12品種約5500本の桜が咲き誇ります。見頃に合わせて「SAKURA EXPO」と題し、桜に関連したさまざまなイベントが開催されます。全長約200mにおよぶ約100本の東大路の桜並木を中心に、園内各所に広がる美しい桜を堪能できます。期間中、お祭り広場では、入場無料で「SAKURAフードコート」があり、約20~40店の選りすぐりの飲食店が出店し、お花見に華を添えます。

所在地:〒565-0826大阪府吹田市千里万博公園

開催期間:2025年3月20日~4月6日9:30~17:00(入園は16:30まで)※休園日は3月26日。4月は無休。

開催場所:万博記念公園自然文化園東大路を中心とした公園内各所

交通アクセス:大阪モノレール「万博記念公園駅」・「公園東口駅」下車、または名神高速道路・中国自動車道「吹田IC」から車約5分

料金:無料(一部有料イベントあり)※別途自然文化園・日本庭園共通入園料が必要/大人260円、小中学生80円

問合せ先:万博記念公園コールセンター0120-1970-89(もしくは06-6877-7387)



2025年3月8日土曜日

春の植木市(花博記念公園鶴見緑地)2025

 花博記念公園鶴見緑地で恒例となる「春の植木市」が行われます。花もの、実もの、庭木、本格盆栽、ミニ盆栽、苗木、各種草花、植木鉢、園芸資材などが販売されます。鶴見緑地は1990年の「花の万博」の開催地として知られ、一年を通して豊かな花と緑が満喫できる行楽スポットとして親しまれています。

所在地:〒538-0036大阪府大阪市鶴見区緑地公園

開催期間:2025年3月15日~4月6日9:00~17:00※雨天の時は休む店があります。悪天候の場合は臨時休業。

開催場所:花博記念公園鶴見緑地

交通アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」から徒歩5分

主催:一般財団法人大阪スポーツみどり財団

料金:入場無料(植木の購入は有料)

問合せ先:一般財団法人大阪スポーツみどり財団06-6577-5268


春蘭展2025

 ラン科の植物「春蘭」を紹介する展示会が、大阪府立花の文化園で行われます。日本春蘭や韓国春蘭、中国春蘭など、さまざまな春蘭が展示されます。大阪府立花の文化園には、大温室やバラ園など広大な敷地内に花をテーマとした施設が点在しており、ランをはじめ、四季折々の花を楽しむことができます。

所在地:〒586-0036大阪府河内長野市高向2292-1

開催期間:2025年3月15日~16日9:30~17:00(入園は16:00まで)、最終日/~16:00

開催場所:大阪府立花の文化園

交通アクセス:南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」から「高向行」・「滝畑ダム行」の南海バス「上高向」~徒歩15分もしくは「奥河内くろまろの郷」~徒歩10分

主催:河内長野愛蘭会

料金:入園料が必要

問合せ先:大阪府立花の文化園0721-63-8739



2025年2月15日土曜日

山中渓桜祭り2025

 約1000本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き乱れる山中渓では、見頃にあわせてわんぱく王国とJR山中渓駅周辺で「山中渓桜祭り」が開催されます。山中川両岸にせり出すように咲き誇る桜と渓谷美が調和した見事な景観は、一見の価値があります。満開時はライトアップも行われ、風情ある夜桜が楽しめます。わんぱく王国内では、物産展や軽食の販売もあります。

所在地:〒599-0214大阪府阪南市山中渓119-8

開催期間:2025年3月30日10:00~16:00

開催場所:わんぱく王国とJR山中渓駅周辺

交通アクセス:JR阪和線「山中渓駅」からすぐ、または南海本線「尾崎駅」から山中渓・桜ヶ丘コースの阪南市コミュニティバス「山中渓駅前」すぐ

主催:山中渓自治会

料金:入場無料※駐車場有料

問合せ先:阪南市役所未来創生部まちの活力創造課 072-471-5678


2025年1月28日火曜日

枚岡公園の桜2025

 枚岡公園のソメイヨシノやヤマザクラなどが、例年3月下旬から開花し始めます。生駒山系の山麓に位置する額田山、枚岡山にまたがって広がる園内では、ゆっくりと散策が楽しめます。2か所の展望台からは、大阪平野が一望でき、晴れた日には、遠く淡路島や明石海峡大橋までも望むことができます。

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬 

開催場所:枚岡公園

交通アクセス:公園管理事務所まで/近鉄奈良線「枚岡駅」から徒歩6分、または近鉄奈良線「額田駅」から徒歩8分

問合せ先:枚岡公園管理事務所072-981-2516


服部緑地の桜2025

 甲子園球場33個分にもおよぶ広大な敷地をもつ服部緑地は、花見の名所として知られます。例年3月下旬から、ソメイヨシノをはじめとする約1300本もの桜が見頃となります。円形花壇北の「サクラの杜」では、シダレザクラを中心にお花見も楽しめます。

所在地:〒561-0873大阪府豊中市服部緑地1-1

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬終日入園自由

開催場所:服部緑地

交通アクセス:地下鉄御堂筋線・北大阪急行「緑地公園駅」から徒歩10分、または阪急宝塚線「曽根駅」からバス約10分「服部緑地西口(緑橋)」下車

料金:入場無料

問合せ先:服部緑地管理事務所06-6862-4945


花博記念公園鶴見緑地の桜2025

 花博記念公園鶴見緑地の広大な園地には、カワヅザクラ、ヨウコウ、ソメイヨシノ、ヤエザクラなど、早咲きから遅咲きまで約10品種約1100本の桜が植えられています。大池や日本庭園内の「四季の池」周辺、バーベキュー場南側、パークゴルフ場Cコース沿いなど、園内各所で咲き誇る桜を楽しめます。

所在地:〒538-0036大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163

開催期間:2025年3月上旬~4月中旬※品種により開花時期が異なる

開催場所:花博記念公園鶴見緑地

交通アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」からすぐ

料金:入園無料(一部の施設を除く)

問合せ先:鶴見緑地パークセンター06-6911-8787


毛馬桜之宮公園の観桜2025

 毛馬桜之宮公園では、大川の両岸に植えられた桜が、例年3月下旬から4月上旬に見頃を迎えます。ソメイヨシノやサトザクラ、ヤマザクラなど約4800本からなる桜並木が、4.2kmほど続きます。右岸沿いには造幣局、泉布観などの明治初期を代表する建物が並び、桜との美しいコントラストを楽しめます。

所在地:〒530-0043大阪府大阪市北区天満ほか

開催期間:2025年3月下旬~4月上旬 

開催場所:毛馬桜之宮公園

交通アクセス:JR大阪環状線「桜ノ宮駅」から徒歩5分、またはJR東西線「大阪城北詰駅」から徒歩5分

料金:散策自由

問合せ先:鶴見緑地公園事務所06-6912-0650(都島区側)、扇町公園事務所06-6312-8121(北区側)


落語家と行くなにわ探検クルーズ「中之島一周と桜コース」2025

 好評の「落語家と行くなにわ探検クルーズ」が、桜の時期は「中之島一周と桜コース」として運航されます。落語家ガイドの楽しい案内で、歴史と自然あふれる大阪と春色に染まる桜並木を、川面から満喫できます。タグボート大正発とユニバーサルシティポート発のコースがあり、下船はいずれもタグボート大正です。

所在地:〒551-0001大阪府大阪市大正区三軒家西1-1-14

開催期間:2025年3月22日~4月10日運航時間/10:00発、12:30発、15:00発※10:00発はユニバーサルシティポート発~タグボート大正着、それ以外はタグボート大正発着

開催場所:タグボート大正、ユニバーサルシティポート

交通アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「ドーム前千代崎駅」もしくは阪神なんば線「ドーム前駅」から徒歩2分、またはJR大阪環状線・地下鉄長堀鶴見緑地線「大正駅」から徒歩5分

主催:一本松海運株式会社

料金:大人4000円、学生2500円、子ども無料※大人1人につき子どもが1人を超える場合は1000円が必要

問合せ先:一本松海運株式会社050-1807-4118(9:00~18:00)


2025年1月24日金曜日

河内の春ごと(菜種御供大祭)2025

 菅原道真公の命日である旧暦2月25日を新暦にあわせた毎年3月25日に、道明寺天満宮で「菜種御供大祭」が行われます。境内では、菜種御供授与や稚児行列、菅公遺品特別公開などが催されます。

開催期間:2025年3月25日菅公遺品特別公開/10:00~16:00、稚児行列/13:00

開催場所:道明寺天満宮

交通アクセス:近鉄「道明寺駅」から徒歩3分

主催:道明寺天満宮

料金:境内散策自由

問合せ先:道明寺天満宮072-953-2525