2017年8月31日木曜日

明石公園菊花展覧会2017

大正15年から続く伝統的な菊花展覧会が兵庫県立明石公園で開催されます。大菊をはじめ、福助菊や懸崖菊、菊の盆栽など約300点1500鉢が展示され、明石の秋を彩ります。
所在地:〒673-0847兵庫県明石市明石公園1-27
開催期間:2017年10月21日~11月12日
開催場所:兵庫県立明石公園
交通アクセス:JR神戸線「明石駅」・山陽電鉄「山陽明石駅」北出口から西へ徒歩5分
主催:兵庫県、明石市、明石公園菊花展覧会実行委員会
料金:無料
問合せ先:明石市立花と緑の学習園078-924-6111

六甲高山植物園紅葉スタンプラリー2017

六甲高山植物園に、「六甲ミーツ・アート芸術散歩」へ出展中のアーティストが制作した6つのスタンプが設置されます。オリジナルスタンプを集めながら、紅葉の美しいスポットをめぐり、深まりゆく芸術の秋を楽しめます。10月20日から11月12日は夜間も開園され、紅葉のライトアップが行われます。
所在地:〒657-0101兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
開催期間:2017年10月14日~11月12日10:00~17:00(入園は閉園30分前まで)
交通アクセス:阪神「御影駅」・JR神戸線「六甲道駅」・阪急「六甲駅」から16系統の市バス「六甲ケーブル下」~六甲ケーブル約10分~六甲山上バス約7分「高山植物園」すぐ※冬季特別開園中は「オルゴールミュージアム前」から徒歩3分
料金:入園料/大人620円(中学生以上)、小人(4歳~小学生)310円、シニア割引料金(65歳以上/年齢確認書が必要)520円
問合せ先:六甲高山植物園078-891-1247
https://www.rokkosan.com/hana/


姫路城菊花展2017

世界文化遺産に登録されている姫路城で、毎年菊花展が開催されます。姫路菊花会員や菊愛好家たちによる丹精込められた総合花壇をはじめ、大菊、盆栽菊などの作品約80席が展示されます。
所在地:〒670-0012兵庫県姫路市本町68
開催期間:2017年10月15日~11月16日終日開催
開催場所:兵庫県姫路市姫路城三の丸広場
交通アクセス:JR神戸線・山陽電鉄「姫路駅」から徒歩20分もしくは神姫バス「姫路城大手門前」下車
主催:姫路市
料金:無料
問合せ先:姫路城管理事務所079-285-1146

第40回兵庫県連合菊花展覧会

菊愛好家の自信作が集められた兵庫県内最大級の菊花展が開催されます。大菊、福助、盆栽などが園内各所に展示されます。
所在地:〒679-0187兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1
開催期間:2017年10月15日~11月19日9:00~17:00(入園は16:00まで)※会期中無休
交通アクセス:JR神戸線・山陽電鉄「姫路駅」から神姫バス姫路バスターミナル7番乗り場「北条行」の神姫バス約1時間「終点」~車約10分(※日祝は「北条行」のフラワーセンター直通バス運行)
主催:兵庫県、公益財団法人兵庫県園芸・公園協会、兵庫県菊花連合
料金:入園料が必要/一般500円、障がい者・70歳以上250円、高校生以下無料
問合せ先:兵庫県立フラワーセンター0790-47-1182
http://www.flower-center.pref.hyogo.jp/

六甲高山植物園夜の紅葉散策2017

標高865mに位置する六甲高山植物園では、例年10月中旬になるとカエデやカラマツなどの木々が赤や黄色に染まり始めます。紅葉のピークにあわせてライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しめます。紅葉ガイドでは、六甲山の紅葉の魅力についてより深く知ることができます。※ガイド/17:30~18:00(土日祝のみ、参加無料、予約不要)
所在地:〒657-0101兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
開催期間:2017年10月20日~11月12日平日/17:00~18:30、土日祝/17:00~19:30※西入口のみの開門。荒天中止
交通アクセス:阪神「御影駅」・JR神戸線「六甲道駅」・阪急「六甲駅」から16系統の市バス「六甲ケーブル下」~六甲ケーブル約10分~六甲山上バス約7分「高山植物園」すぐ※冬季特別開園中は「オルゴールミュージアム前」から徒歩3分
料金:入園料/大人620円(中学生以上)、小人(4歳~小学生)210円、シニア割引料金(65歳以上/年齢確認書が必要)520円
問合せ先:六甲高山植物園078-891-1247
https://www.rokkosan.com/hana/

兵庫県・宝塚観賞植物品評会および宝塚植木まつり2017

兵庫県内で生産、加工される庭園樹や盆栽、さつき、切り花など観賞植物の品評会が、山本新池公園で開催されます。農林水産大臣賞をはじめ近畿農政局長賞、兵庫県知事賞などの受賞作品が展示されます。100円位の花苗から高価な黒松まで多品種が揃う「宝塚植木まつり」も催され、季節の草花や植木約2万点のほか、園芸用の刃物、植木鉢など各種園芸用品の展示と販売および園芸相談が行われます。宝塚西谷地区の野菜の即売や、徳島県美馬市と福島県須賀川市の物産展なども同時開催されます。
所在地:〒665-0881兵庫県宝塚市山本東2-2-1
開催期間:2017年10月6日~9日10:00~17:00、最終日/~16:00
開催場所:山本新池公園(あいあいパーク)
交通アクセス:阪急宝塚線「山本駅」から徒歩5分
主催:宝塚市、兵庫県花卉協会、宝塚市花き園芸協会
問合せ先:宝塚市農政課0797-77-2036

森林もみじ散策2017

紅葉の美しい時期にあわせて、森林植物園では散策を楽しむイベントが催されます。広い園内にある38種3000本のもみじを巡りながら、「世界の森のもみじめぐりクイズ」(期間中毎日)や「もみじ散策会」(期間中の土日祝)などが楽しめます。10月28日と29日の14時30分から「JAZZの森ライブin森林植物園」が、11月3日から30日の16時30分と19時30分にはライトアップが催されます(曜日によっては変更あり)。
所在地:〒651-1102兵庫県神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
開催期間:2017年10月21日~11月30日9:00~17:00※期間中無休
交通アクセス:神戸電鉄「北鈴蘭台駅」から定時無料シャトルバス約10分(1時間1本)、またはJR神戸線「三ノ宮駅」から三宮バスターミナル25系統「森林植物園行」の市バス「終点」下車(4月~11月の土日祝のみ)
主催:神戸市立森林植物園
料金:入園料/大人(高校生以上)300円、小人150円
問合せ先:神戸市立森林植物園078-591-0253
http://www.kobe-park.or.jp/shinrin/

原不動滝の紅葉2017

「日本の滝100選」に選ばれている落差88mの原不動滝では、例年10月下旬から周辺の木々が色づき始めます。見頃を迎えたブナやモミジなどの紅葉と、岩肌をスダレ状に落ちる豪快な滝や滝つぼの青とのコントラストが訪れる人を魅了します。
所在地:〒671-4213兵庫県宍粟市波賀町原
開催期間:2017年10月下旬~11月中旬
開催場所:兵庫県宍粟市原不動滝
交通アクセス:JR神戸線「姫路駅」から「山崎行」のバス約1時間「山崎」乗換~「原行」のバス約45分「原」~徒歩20分
料金:入園料/大人200円、子ども100円
問合せ先:宍粟市産業部地域産業課波賀産業振興係0790-75-2220

2017年8月27日日曜日

浜寺公園ばら庭園秋バラ2017

浜寺公園のばら園では、日本に自生する野生のバラや、現代のバラなど300種6500株を観賞することができます。秋のバラは、毎年10月上旬から下旬にかけて見頃を迎えます。
所在地:〒592-8346大阪府堺市西区浜寺公園町
開催期間:2017年10月中旬~11月上旬10:00~17:00(入園は16:00まで)※休園日は毎週火曜(祝休日の場合は翌日)
開催場所:浜寺公園ばら庭園
交通アクセス:阪堺電気軌道「浜寺駅前駅」下車、または南海「浜寺公園駅」下車、またはJR阪和線「東羽衣駅」から徒歩15分
主催:浜寺公園管理事務所
料金:無料
問合せ先:浜寺公園管理事務所072-261-0936
http://www.osaka-park.or.jp/rinkai/hamadera/main.html

神戸菊花展2017

池泉回遊式日本庭園が美しい相楽園で「神戸菊花展」が開催されます。広い園内では、茶席をはじめ、コンサート&パフォーマンス、夜間開園&夜間ライトアップなどが行われるほか、10月21日から11月23日は重要文化財の旧ハッサム住宅が公開されます。10月21日と11月12日には、春と秋に数日しか公開されない船屋形が公開され、神戸市教育委員会文化財課の方による解説も行われます。
所在地:〒650-0004兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1
開催期間:2017年10月20日~11月23日9:00~17:00【夜間ライトアップ】11月1日~5日/19:00まで(入園はいずれも閉園30分前まで)【旧ハッサム住宅公開】10月21日~11月23日/9:00~16:30【船屋形公開】10月21日、11月12日/解説11:00~12:00、13:00~14:00、14:30~15:30※会期中無休
開催場所:神戸市立相楽園
交通アクセス:地下鉄山手線「県庁前駅」から北へ徒歩5分、またはJR神戸線「元町駅」から北西へ徒歩10分、または阪神「元町駅」から北西へ徒歩10分、またはJR神戸線「三ノ宮駅」から市バス「諏訪山公園下」~南へ徒歩10分
主催:神戸市、神戸菊花協会、公益財団法人神戸市公園緑化協会
料金:入園料/大人300円、小人(中小生)150円
問合せ先:花と緑のまち推進センター078-351-6756(菊花展について)、神戸市立相楽園078-351-5155(会場イベントについて)
http://www.sorakuen.com/

2017年8月21日月曜日

ガマ

ガマ(蒲、香蒲、学名:Typha latifolia L.)は、ガマ科ガマ属の多年草の抽水植物である。円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。
○分布
北半球の温暖な地域やオーストラリアと日本の北海道から九州の広範囲に分布する。池や沼などの水辺に生える。
○特徴
葉は高さ1-2 mで、水中の泥の中に地下茎をのばす。夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつける。穂の下部は赤褐色で太く、雌花の集まりでありソーセージに似た形状である。穂の上半分は細く、雄花が集まり、開花時には黄色い葯が一面に出る。風媒花である。雄花も雌花も花びらなどはなく、ごく単純な構造になっている。雌花は結実後は、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。この果実は風によって飛散し、水面に落ちると速やかに種子が実から放出されて水底に沈み、そこで発芽する。 また、強い衝撃によって、種が飛び散ることもある。メイガ科(あるいはツトガ科)のニカメイガ(Asiatic rice borer, Chilo suppressalis)、ヤガ科のオオチャバネヨトウ(Nonagria puengeleri)などの幼虫の食草である。魚類などの産卵場所や避難場所として利用され、栄養塩類の除去などの水質浄化に役立っている。
○利用方法
花粉には、イソラムネチン、α-ティファステローム、β-シトステロール、ブドウ糖などの成分が含まれる。花粉は生薬としては「蒲黄」(ほおう)と呼ばれる。内服すると利尿作用、通経作用があるとされる。 中国南朝の陶弘景注『神農本草経』、唐代の孫思?著『備急千金要方』には、蒲黄が止血や傷損(すり傷)に効くとある。『古事記』の因幡の白兎の説話では、毛をむしり取られた兎に、大穴牟遅神(大国主)が蒲黄を取って敷き散らし、その上に転がるよう教える。雌花の熟したものは綿状(毛の密生した棒様のブラシ状)になり、これを穂綿と呼ぶ。火打ち石で火を付けていた時代には、穂綿に硝石をまぜて火口として用いることがあった。蒲の穂を乾燥させて、蚊取り線香の代用として使われる事もある。茎、葉は、樽作りで、樽材の隙間に噛ませ、気密性の向上に利用される事もある。また、かつてアイヌは葉を編んでゴザにした。
○ガマ属の種
ガマ属(Typha)の日本で見られる主な種は以下である。これらは日本全土の池や沼に分布し、高さ1.5-2 mの多年草で、花期は6月-8月、ガマが最も早く、ヒメガマ、コガマと続くとされる。雌花序と雄花序が離れて花茎の軸が見えるのがヒメガマ、雌花序と雄花序が連続しており、雌花序の長さが10-20 cmのものがガマ、6-10 cmのものがコガマと識別できる。種によって酸素漏出速度が異なり、生育している土壌に与える影響が異なる。
ガマ(学名 Typha latifolia L.)
ヒメガマ(学名 Typha domingensis Presl)
コガマ(学名 Typha orientalis L.)
○その他
「蒲の穂」は「かまぼこ」の語源である。当時のかまぼこは現在と形が異なり細い竹にすり身を付けて焼いた食べ物を指していた。これは現在のちくわにあたる。ちくわと蒲の穂は色と形が似ている。


2017年8月20日日曜日

山田池公園

山田池公園は、大阪府枚方市にある大阪府営の都市公園(広域公園)である[1]。公園の北寄りには山田池があり、ジョギングコースやバーベキュー広場、春日山、展望広場などがある。「山田池の月」は枚方八景に選ばれている。又、この公園は駅伝大会等に使用されることもある。
○概要
枚方市東部方面の丘陵地帯に設けられており、園の北部に存する山田池が公園の名前の由来である。園のほぼ中心を市道が北西から南東へ走り園を二分している。山田池のある地区は樹木が多く、散策路が整備されている。対して市道の南側は芝の植生された広場が中心である。
水生花園-花しょうぶ園、あじさい園、スイレン池等がある。
花木園-ウメ、スモモ、ツツジ、サルスベリなど四季の花木が植えられた丘陵地。
春日山-野鳥の生息地であり、鳥獣保護区に指定されている。
クイーンズランドガーデン-ボランティアに管理を委ねている花壇。
他、展望広場、バーベキュー広場などがある。
○交通アクセス
京阪本線枚方市駅またはJR学研都市線長尾駅から京阪バス利用、出屋敷バス停下車。
JR学研都市線藤阪駅(北西700m)。
○所在地
大阪府枚方市山田池公園
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ハエトリグサ

ハエトリグサ(蠅捕草、Dionaea muscipula)は、北アメリカ原産の食虫植物。別名、ハエトリソウ、ハエジゴク。葉を素早く閉じて獲物を捕食する姿が特徴的で、ウツボカズラと並ぶ有名な食虫植物である。英語の“Venus Flytrap”(女神のハエ取り罠)は、2枚の葉の縁の「トゲ」を女神のまつ毛に見立てたことに由来する。
○形態
ごく背の低い草本で、茎は短縮していて地中にあってわずかに横に這い、多数の葉をロゼット状に出す。葉の付け根は肥大し、地下茎とともに鱗茎型の球根を形成している。葉には長い葉柄があり、先端に捕虫器になった葉を着ける。葉柄は扁平で幅広く、地表に這うか、少し立ち上がる。捕虫器は二枚貝のような形で、周辺にはトゲが並んでいる。ハエトリグサは葉が印象的なうえ、しばしば捕虫部の内面が鮮やかな赤色に色づくため、花と勘違いされることもある。実際には葉と別の花茎が立ち上がり、その先に白い花が数個固まって咲く。この花のつき方は同じ科のモウセンゴケとも共通する。
○進化と系統
分子的な証拠によれば、およそ6500万年前にハエトリグサ属と姉妹属であるムジナモ属は、他のモウセンゴケ科の植物と分岐した。しかしハエトリグサの系統の化石の証拠はほとんど見つかっていない。ムジナモとハエトリグサには粘液を分泌する捕虫毛が無く、可動式の罠で獲物を捕らえるという共通点がある。一方モウセンゴケ科の植物の中には捕虫毛を刺激の方向へ動かすものがおり、これは一種の前適応と考えられている。またモウセンゴケの捕虫毛がハエトリグサの捕虫葉の縁に生えた“クシ”と感覚毛に進化したと推測されている。
○捕虫
食虫植物と言えば、虫をぱくぱく食べるような印象があるが、実際には多くは粘着式や落とし穴式で、ほとんど動かない。はっきり動くものはほとんどなく、あってもムジナモのように小柄であったり水中生活をしているものや動作をしてもとても遅いことが多いので、虫を能動的に捕らえる瞬間を肉眼ではっきり確認できる食虫植物は、実質的にはこの種だけと言って良い。ただし能動的とは言っても虫をおびき寄せる性質はないため、昆虫駆除の役にはほとんど立たない。ハエトリグサの葉は2枚が二枚貝のように、重なるように生えており、その葉の縁には多くのトゲが並んでいる。葉の内側には3本ずつ(4本のものもある)の小さな毛(感覚毛)が生えている。昆虫などの獲物が2回または2本以上の感覚毛に同時に触れると、約0.5秒で葉を閉じる。葉が閉じると同時に周辺のトゲが内に曲がり、トゲで獲物を閉じ込めてしまう。葉を閉じるのに必要な刺激が1回ではなく2回なのは、近くの葉や雨の水滴などが触れた時の誤作動を防いだり、獲物を確実に捕えるための適応と考えられている。また、1回触れた後、もう1回触れるまでに20秒程度以上の間隔があると、葉は半分程度しか(もしくは全く)閉じない。この時間を記憶し、リセットする仕組みについては長らく謎であったが、2010年にジャスモン酸グルコシドという物質が関与していることが解明された。感覚毛に触れるとこの物質が出るが、1回の刺激だけでは葉が閉じる運動を起こすのに必要な量に足りないため葉は閉じず、2回刺激して初めて必要な量に達し葉が閉じるのである。葉が虫を取り逃がして閉じてしまう場合もあり、その際は3日程度で再び開く。1日ほどたつと葉は完全に閉じられ、トゲは逆に外に反り返り、葉の内側で捕まえた獲物を押しつぶし、葉から分泌される消化液でゆっくりと獲物を溶かす。およそ10日で養分を吸収し、葉はまた開いて獲物の死骸を捨て、再び獲物を待つ。葉には寿命があり、一枚の葉が捕らえる回数は2-3回くらいである[要出典]。また葉を閉じる行為は相当なエネルギーを消費するため、いたずらに葉を閉じさせ続けてしまうと、葉はおろか株全体が衰えて終いには枯れてしまう。他の食虫植物同様、彼らにとっての捕虫は生存に必要なエネルギーを得るためではなく、肥料となる栄養塩を獲得するのと同じ行為である。だから、捕食しなくとも一般の植物が肥料不足になったのと同じ状態ではあるが、光合成で生産した糖をエネルギー源にして生き続けることはできる。また、ハエ以外の昆虫はもちろん、ナメクジのような昆虫以外の小動物も捕食する。原産地であるアメリカ合衆国のノースカロライナ州、サウスカロライナ州にまたがる自生地は保護区に指定されていて、さらにワシントン条約で球根の輸出入は全面禁止されている。しかし栽培繁殖は比較的容易で、観賞用としての品種改良も進んでいる。日本でも数種類のハエトリソウの品種が容易に手に入り(初夏によく出回る)、鉢植えで育てることができる。
○栽培
熱帯植物と思われがちだが温帯性で、冬季は低温下で休眠させることによって越冬させないと、次第に衰弱して枯死する。湿地の植物なので乾燥に弱く、冬季に球根で休眠している時期にも水を切らさないように注意を払う必要がある。培養土はピートモス、乾燥ミズゴケをもみほぐした粉、籾殻を適宜混ぜて植えると管理が楽である。繁殖に際しては毎年球根の数が2 - 3倍程度に増えるので、植え替え時に株分けすればよい。また自家受粉で容易に結実するので黒い胡麻粒状の種子を親株と同様の培養土に蒔き、水を十分与えて乾燥しないように管理すれば発芽する。ただし親株にまで成長するには何年もかかる。捕食にも注意が必要で、蟻などをあたえると蟻酸で葉が枯れてしまう場合がある。また葉いっぱいの虫を捕らえると、場合によっては消化を待たずして、その葉だけが枯れてしまう。ハエトリソウは、チーズのような蛋白質系のものを好み、逆に脂質(肉系のもの)の物を沢山与えると枯れてしまうので注意が必要である。花茎が伸びると株が衰えてしまうので、若い株は摘んでしまうのが望ましい。
○品種
組織培養や人工交配などによってハエトリグサには様々な品種が存在している。真っ赤な色を持つハエトリソウや棘が変形したものなど数多くの品種が存在する。
 
 
 

ウツボカズラ

ウツボカズラ(靫葛)はウツボカズラ属の植物の総称でもあるが、その中の1種であるNepenthes rafflesiana Jack の標準和名でもある。この記事はこの種について扱う。丸く膨らんだ捕虫袋と漏斗型のそれを付けるもので、東南アジアに比較的広い分布域を持つ。
○特徴
常緑性の蔓植物で食虫植物。茎は細長く伸びて4mほどになるが、時として15mに達する例もある。茎には白い綿毛が密生し、特に若い茎に多い。捕虫袋や葉の形は茎の下部と上部で異なる。下部の葉は葉身が披針形からさじ型で長さ8-30cm、幅1.5-5cm、葉柄は長さ2-10cmで楯溝と細い翼があり、その基部は茎の半分から2/3までを抱える。そこから生じる捕虫袋は全体に球形から卵形で下が丸く膨らんでいる。よく発達した翼が縦に2枚あり、その縁は細かな糸状に裂ける。袋の口にある縁歯はよく発達し、平らで袋の内部に向けて垂直に伸び、その幅は1.2-1.5cmになる。茎の上部では、葉は長さ12-30cm、幅3-10cm、葉身の形は倒卵円形から披針形、葉柄は長さ6-15cmでやはり縦溝と狭い翼があるが、その基部は茎を半分ほどしか抱えない。そこに生じる捕虫袋は上向きに広がった漏斗型で縦の翼は無くなる。ただし袋の形態やその斑紋などには変異が多い。学名の種小名はイギリスの植民地行政官で、ナチュラリストとしても知られるトーマス・ラッフルズにちなんだものである。
○分布と生育環境
マレー半島、シンガポール、ボルネオ島、スマトラ島などに広く分布する。低地に生える。特にマレー半島やボルネオ島では普通種で、低地林の林縁によく見られる。雑草的な性格の丈夫な植物である。
○自然交雑種
分布域の重なるツボウツボカズラ N. ampularia はより湿潤な林を好むが、同じ場所に生育していることもあり、自然交雑種としてフッカーウツボ N. ×hookeriana がある。形態的には両者の中間的である。捕虫袋はやはり2形を示し、下部のものは壺型、よく発達した翼があるが、その縁は縁毛のある型から細かな鋸歯のあるものまで変異が多い。上のものは漏斗型。ボルネオ、スマトラ、マレー半島で自生が知られている。
○利用
観葉植物、食虫植物として観賞用に栽培される。本種はその歴史が古く、イギリスに導入されたのは19世紀の初め、日本に持ち込まれたのは1902年にさかのぼる。
 
 
 
 
 
 

 

食虫植物

食虫植物は、食虫という習性を持っている被子植物門に属する植物の総称。食肉植物、肉食植物と言われる場合もある。食虫植物は「虫を食べる植物」ではあるが、虫だけを食べてエネルギーを得ているのではなく、基本的には光合成能力があり、自ら栄養分を合成して生育する能力がある。
○特徴
葉や茎などが捕虫器官になっており、昆虫や動物プランクトンをおびき寄せて捕らえ、消化吸収する能力を持つ。種によっては誘引する機能や消化機能がないものもあり、人によっては食虫植物に分類するかどうかで議論が分かれる場合もある。虫を捕らえるしくみを持つ植物はかなりの数に上る。例えば葉や茎に粘毛や粘液腺を持つ植物(ムシトリナデシコ、モチツツジ)や、花に仕掛けがあって、入り込んだ昆虫を閉じこめるもの(クマガイソウなど)などである。中にはムシトリナデシコのように、食虫植物のような名前を付けられているものもある。しかし、基本的には、捕まえるだけではなく、消化液を分泌し、さらに吸収するしくみを備えていなければ食虫植物とは認められない。ただし、吸収については、通常の植物であっても葉の面から肥料を吸収できるし、逆に食虫植物であっても、捕らえた昆虫の成分を根から吸収するのではと言われるものもある。つまり、食虫植物とは、表面で昆虫を捕らえ、殺して分解し、そこから何らかの栄養分を取るものである。植物が昆虫を捕らえる目的は他にもあり、多くの粘液を出す植物は、昆虫からの食害を防ぐためであると考えられる。マツなどの樹液もそのような意味があると見られる。他方、花が虫を捕らえるのは、たいていの場合は花粉媒介をさせるためで、しばらくすると放してやるしくみになっている。現在のところ、食虫植物として認められているものは、主として葉や茎で微生物及び昆虫や小動物を捕らえる。よく言われるような、花で虫を捕らえる食虫植物は存在しない。とはいえ粘着式の植物にはがくや花弁の裏側に幾分かの粘毛が見られる場合もある。一般に食虫植物は日光や水は十分であるが、窒素やリン等が不足しているため他の植物があまり入り込まないような土地、いわゆる痩せた土地に生息するものが多く、不足する養分を捕虫によって補っていると考えられる。一般に根の発達は良くないものが多い。
○虫の取り方
捕虫方式は
落とし穴式:ウツボカズラ科、サラセニア科など
粘着式:モウセンゴケ科モウセンゴケ属、タヌキモ科ムシトリスミレ属など。一部は葉が動いて虫をはさむ。
はさみわな式:葉ではさんで捕らえる。モウセンゴケ科ハエトリグサ属、ムジナモ属
袋わな式:水中で袋の中に虫を吸い込む。タヌキモ科タヌキモ属
に分けられる。捕虫器官の特異な形状や食虫という習性が一般的な植物の印象からかけ離れており、気味悪さを覚える人もいるが、逆に興味をひかれる人もいる。ハエトリグサは二枚貝のような捕虫葉を1秒たらずで閉じるという素早い動きを見せるうえ、ホームセンターなど身近なところで見る機会があるため、興味を持つ人も多い。
○分布
寒冷地から熱帯雨林、高山から低湿地や池と、世界中に分布しているが、個々の種としてみた場合、ハエトリグサや日本のコウシンソウのように限られた地域にしか自生していないものも多い。自生地には他の希少な植物が生えていることも多く、自治体によって保護されている場所もある。例えば栃木県のコウシンソウ自生地は国の特別天然記念物[2]、千葉県山武市と東金市にまたがる「成東・東金食虫植物群落」は国の天然記念物、愛知県武豊町の壱町田湿地は愛知県の天然記念物に指定されている。希に外来種として繁殖する種もある。タヌキモ属でアメリカ合衆国原産のウトリクラリア・ラディアタ、ウトリクラリア・インフラタは、兵庫県や静岡県の池で繁殖して話題になったことがある。日本の場合、各地で自生地が消滅している。理由は以下のものがあげられる。
開発による自生地の破壊
業者や愛好家による度を過ぎた採取や、採取が禁止されているところでの盗掘
湿地の乾燥化、池の富栄養化、他の植物の進出など環境の変化
○利用
その形や性質の面白さから、園芸植物として観賞用に栽培され、食虫植物は一つのジャンルをなしている。ただし一般に広く認められるほど美しいものは少なく、むしろ珍奇なものが多いことから、多くは特定の趣味家の楽しみの範疇である。理科教材として栽培されることもある。水湿地の植物が多いため、水草として栽培される例もある。しかし、栽培が広く行われ、園芸的な品種改良が行われる例もある。特にその面で目立つのはウツボカズラであり、非常に多くの交配品種が作出されている。ほかにモウセンゴケ属でもアフリカナガバノモウセンゴケやヨツマタモウセンゴケにも園芸的な品種がある。またミミカキグサ類では捕虫の構造は目立たないが、花が面白い形と美しい色を持っていることから栽培されるものが複数ある。ただしそのために野生品が乱獲され、絶滅を危惧されるようになっている例もあり、保護の必要性が言われるものも多い。
○栽培
入手方法は愛好者同士の交換や売買、業者による通販があるが、ハエトリグサやモウセンゴケ、サラセニアなど一部の種類は夏に花屋やホームセンターなどで入手できる事もある。栽培方法は種によって自生地の環境が違うため一概には言えないが、用土は水苔を用いる事で育てられるものが多い。基本的には一般の植物と同じく光合成により栄養を得ているため、栽培下では人手をかけて虫を与える必要はなく、逆に虫が腐敗して植物に悪影響を与える場合があるので注意が必要である。貧栄養の土地で育つため、肥料も原則として必要はない。


比叡のもみじ2017

延暦寺境内東塔、西塔、横川地域をはじめ、沿線の2000本を越えるモミジが、例年11月上旬から下旬にかけて美しく紅葉します。ピークにあわせた「比叡のもみじ」では、モミジの苗木やオリジナルグッズ、くず湯、抹茶などの接待が当たる無料抽選会が行われます。特別企画として、11月11日から23日には、根本中堂でご加地をうけた大根で「至福大根炊き」の接待も催されます。
所在地:〒520-0116滋賀県大津市坂本本町4220
開催期間:2017年10月28日~11月23日10:00~16:00
開催場所:比叡山延暦寺横川地域
交通アクセス:京阪「坂本駅」もしくはJR湖西線「比叡山坂本駅」から連絡バス約5分または徒歩20分「ケーブル坂本駅」~坂本ケーブル「ケーブル延暦寺駅」~徒歩8分、またはJR「京都駅」から「比叡山頂行」のバス「延暦寺バスセンター」下車
主催:比叡山延暦寺、比叡山ドライブウェイ、奥比叡ドライブウェイ
料金:参加無料
問合せ先:奥比叡ドライブウェイ077-578-2139
http://www.hieizan.co.jp/



水都おおさか森林の市2017

森林や林業に触れる体験型イベント「森林の市」が、近畿中国森林管理局、毛馬桜之宮公園で開催されます。2017年は“森林(もり)を探しに 水都をめぐる げん木(き)!もり森(もり)!森林(もり)の市”をテーマに、丸太切り体験やクラフトコーナー、木製品の展示、販売などが行われます。炭火焼シイタケやシカ肉の試食コーナーや、水辺のボート乗船会もあり、子どもから大人まで、学んで遊んで楽しめます。
所在地:〒530-0042大阪府大阪市北区天満橋1-8-75
開催期間:2017年10月22日10:00~16:00※雨天決行(荒天中止)
開催場所:近畿中国森林管理局、毛馬桜之宮公園
交通アクセス:JR大阪環状線「桜ノ宮駅」西出口から徒歩5分
主催:水都おおさか森林づくり・木づかい実行委員会
料金:入場無料(材料費・体験料等有料部分あり)
問合せ先:近畿中国森林管理局技術普及課050-3160-6753

2017年8月18日金曜日

源光庵ススキ2017

源光庵の正門から山門へ続く参道の両側にはススキが多く植えられており、山門を背景にした秋の景色を楽しむことができます。ススキは、野ススキ、ヤハズ、シマススキの3種です。10月頃までは、人の背丈以上の高さになるシオンやホトトギスの花も楽しむことができます。
所在地:〒603-8468京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
開催期間:2017年9月中旬~11月上旬
交通アクセス:地下鉄「北大路駅」からバス「源光庵前」~徒歩1分、またはJR嵯峨野線「二条駅」からバス「源光庵前」~徒歩1分
料金:※拝観料が必要
問合せ先:源光庵075-492-1858

淡路花祭2017秋

花を通じて淡路島を楽しめる「淡路花祭2017秋」が開催されます。「あわじ花さじき」では、県内高校生が制作した庭の展示が、「うずしおドームなないろ館」では渦潮をモチーフにした花のオブジェ展示があるほか、島内で花を愛でる多彩なイベントが繰り広げられます。9月16日には吉備国際大学南あわじ志知キャンパス(南あわじ市志知)で、ガーデンデザイナー吉谷桂子氏の講演会も行われます。そのほか、期間中、花の施設を巡るクイズラリーも催されます。各施設では、コスモス、ダリア、サルビアなどが次々に見頃を迎え、色鮮やかに咲き誇る花の中で、ゆっくりとしたくつろぎの時間を過ごすことができます。※『国営明石海峡公園』へはJR神戸線「舞子駅」から「東浦BT行」のバスで「夢舞台前」下車。『あわじ花さじき』へは8月5日~11月5日の土日祝のみ高速バス「淡路IC」から周遊バスの運行があります。JR神戸線「舞子駅」から「洲本高速BC行」・「福良行」・「高田屋嘉兵衛公園行」の高速バス「淡路IC」乗換~バス「あわじ花さじき」下車
所在地:〒656-2306兵庫県淡路市夢舞台8-10
開催期間:2017年9月16日~11月5日9:00~17:00
開催場所:兵庫県淡路市国営明石海峡公園ほか淡路全島
交通アクセス:JR神戸線「舞子駅」から「高速舞子」~バス約15分「聖隷淡路病院前」もしくは「淡路夢舞台前」すぐ
主催:淡路花祭推進協議会
料金:※各施設によって異なります。
問合せ先:一般財団法人淡路島くにうみ協会0799-24-2001
http://www.awajihanamatsuri.com/


2017年8月13日日曜日

曽爾高原のススキ2017

曽爾高原では、例年9月中旬から11月下旬にかけてススキに覆われ、あたり一面が銀色に色づきます。この時期にあわせて、「曽爾高原山灯り」や「食と農のフェスティバル」などのイベントが行われます。
所在地:〒633-1202奈良県曽爾村大字太良路
開催期間:2017年9月中旬~11月下旬食と農のフェスティバル/9月23日、門僕神社秋祭り/10月8日(雨天決行)
交通アクセス:近鉄「名張駅」から三重交通バス「曽爾高原」下車
問合せ先:曽爾村観光協会0745-94-2106
http://www.vill.soni.nara.jp/

新薬師寺のハギの見頃2017

数々の貴重な国宝を有する古刹、新薬師寺の境内にハギの花が咲きます。例年9月中旬から10月上旬に見頃を迎えます。
所在地:〒630-8301奈良県奈良市高畑町1352
開催期間:2017年9月中旬~10月上旬9:00~17:00
交通アクセス:JR「奈良駅」もしくは近鉄「近鉄奈良駅」から市内循環バス「破石町」~東へ徒歩10分
料金:拝観料が必要/大人・大学生600円、高中生350円、小学生150円
問合せ先:新薬師寺0742-22-3736
http://www.shinyakushiji.or.jp/


秋の七草園投句会2017

草津市立水生植物公園みずの森で、来園者を対象に「秋の七草園投句会」が開催されます。万葉集や古今集、源氏物語などの古典に数多く取り上げられ、今なお人々の心に受け継がれている“秋の七草”を中心とする草花が園内に植えられます。
所在地:〒525-0001滋賀県草津市下物町1091
開催期間:2017年9月1日~30日9:00~17:00(入園は16:30まで)※休園日は毎週月曜(祝日の場合は次の平日)
交通アクセス:JR琵琶湖線「草津駅」西出口から「琵琶湖博物館行」の近江鉄道バス約25分「水生植物公園みずの森」すぐ
主催:草津市立水生植物公園みずの森
料金:大人300円、大高生250円、中小生150円
問合せ先:草津市立水生植物公園みずの森077-568-2332
http://www.seibu-la.co.jp/mizunomori/


酔芙蓉祭2017

「酔芙蓉の寺」の名で親しまれている大乗寺は、例年秋になると約1300本の酔芙蓉が境内を埋め尽くします。花をめでながら、茶席(有料)を楽しむこともできます。
所在地:〒607-8471京都府京都市山科区北花山大峰町38-1:開催期間
2017年9月中旬~10月中旬
交通アクセス:地下鉄「御陵駅」から徒歩15分
問合せ先:大乗寺075-591-5488

ロハスフェスタ淡路島2017

こだわりの手作り雑貨や家具、健康的な食材を用いたフードやスイーツなどがずらりと並ぶ「ロハスフェスタ」が、淡路島国営明石海峡公園芝生広場で開催されます。200以上のブースが出展予定のほか、親子で体験できるワークショップなどが行われます。大勢の人がエコバッグ、水筒、マイ箸、マイ食器を持参するのもロハスフェスタならではの特徴で、一日中ゆったりと過ごせて、身近なことから始めるロハス・エコが体感できます。
所在地:〒656-2306兵庫県淡路市夢舞台8-10
開催期間:2017年10月7日~9日9:30~17:00(入場は16:30まで)※予定
開催場所:淡路島国営明石海峡公園芝生広場
交通アクセス:JR神戸線「舞子駅」から「高速舞子」~バス約15分「聖隷淡路病院前」もしくは「淡路夢舞台前」すぐ
主催:ロハスフェスタ実行委員会
料金:入場料/500円(小学生以下無料)※別途公園入園料が必要
問合せ先:ロハスフェスタ事務局06-6338-0641
http://www.lohasfesta.jp/

2017年8月9日水曜日

天空の農園

ノースゲートビルの14階(低層棟屋上)に設置される屋上農園である。1,500m2のスペースに水田、ぶどう棚、野菜畑、茶畑などがある。これらで収穫された作物はビル内のレストランで食材として使われる予定で、将来的には一般に農園を貸し出すことも検討している。

所在地:大阪府大阪市北区梅田三丁目








 
 

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