2020年3月29日日曜日

大阪ばら祭2020

華やかなばらの祭典「大阪ばら祭2020」が、咲くやこの花館で開催されます。パステル調のやさしい花色に、芳香を放つ上品なバラの花の饗宴が満喫できます。咲き誇るバラのオブジェは必見です。京都の「おくだばらえん」で作出された、約2000本のバラのコレクションも披露されます。愛好家の関西ばら会が丹精込めて育てた、バリエーションに富んだバラの品評会や、バラの鉢植え販売も行われます。館内の高山植物室では、一重咲きの希少な原種バラが観賞できます。
所在地:〒538-0036大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163
開催期間:2020年5月8日~10日10:00~17:00(入館は16:30まで)※展示/8日は13:00~
開催場所:咲くやこの花館
交通アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」から徒歩10分、またはJR「大阪駅」から36系統「地下鉄門真南行」のバス「鶴見区役所前」下車
主催:咲くやこの花館
料金:入館料が必要/大人500円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明書原本)、障がい者手帳等お持ちの方(介護者1人を含む)は無料
問合せ先:咲くやこの花館06-6912-0055
https://www.sakuyakonohana.jp/

2020年3月14日土曜日

花の文化園春の花まつり2020

春の陽気に誘われて、花の文化園に色鮮やかな花々が咲き誇ります。例年4月上旬から5月上旬にかけて春の代表選手のチューリップが、4月上旬から5月中旬にかけてはパンジー、ビオラが、5月上旬からはシャクヤク、クレマチス、バラ、サルビアなどが庭園に彩りを添えます。フラワーコンサートや見どころガイドツアーなども催されます。
所在地:〒586-0036大阪府河内長野市高向2292-1
開催期間:2020年4月上旬~5月下旬9:30~17:00(入園は16:00まで)※休園日は毎週月曜(祝休日の場合は翌日)
開催場所:大阪府立花の文化園
交通アクセス:南海高野線「河内長野駅」から「高向行」「滝畑ダム行」の南海バス「上高向」~徒歩15分もしくは「奥河内くろまろの郷」~徒歩10分
主催:大阪府立花の文化園
料金:入園料が必要/大人550円、高校生230円、中学生以下無料
問合せ先:大阪府立花の文化園0721-63-8739
http://gfc-osaka.com

花博記念公園鶴見緑地春の植木市2020

花博記念公園鶴見緑地で恒例となる「春の植木市」が行われます。花もの、実もの、庭木、本格盆栽、ミニ盆栽、苗木、各種草花、植木鉢、園芸資材などが販売されます。鶴見緑地は、1990年の「花の万博」の開催地として知られ、一年を通して豊かな花と緑が満喫できる行楽スポットとして親しまれています。
所在地:〒538-0036大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163
開催期間:2020年4月18日~5月17日9:00~17:00※荒天の場合は休業
開催場所:花博記念公園鶴見緑地
交通アクセス:地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」からすぐ
主催:一般財団法人大阪市スポーツみどり財団
料金:入場無料
問合せ先:一般財団法人大阪市スポーツみどり財団06-6577-5268
http://www.uekiichi.com/


2020年3月6日金曜日

浅香山つつじまつり2020

ツツジの名所として知られる浅香山緑道では、「大阪みどりの百選」にも選ばれた樹齢約80年のツツジが咲き誇ります。旧浅香山浄水場内は、この期間のみの開放となりますが、新たに整備された大和川沿いの緑道は、いつでも自由に散策できます。会場内では市民ボランティアによる出店が行われるほか、休憩所もあります。
所在地:〒590-0011大阪府堺市堺区香ケ丘町5丁1-80
開催期間:2020年4月25日~5月6日※開花状況に変更となる場合があります。10:00~17:00
開催場所:浅香山緑道(旧浅香山浄水場)
交通アクセス:JR阪和線「浅香駅」から徒歩10分、または南海高野線「浅香山駅」から徒歩10分
主催:公益財団法人堺市公園協会
料金:見学無料
問合せ先:公益財団法人堺市公園協会072-245-0070
http://www.sakai-park.or.jp/

2020年3月3日火曜日

フクジュソウ

フクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)は、キンポウゲ科の多年草。別名、ガンジツソウ(元日草)。毒草である。1月1日の誕生花。
○特徴
日本ではフクジュソウまたはエダウチフクジュソウ(Adonis ramosa)、ミチノクフクジュソウ(Adonis multiflora)、キタミフクジュソウ(Adonis amurensis)、シコクフクジュソウ(Adonis shikokuensis)の4種が自生する。キタミフクジュソウの種小名である amurensis は「アムール川流域の」という意味である。フクジュソウ(エダウチフクジュソウ)は自生地が北海道から九州にかけてであり、茎が中実であることが特徴である。キタミフクジュソウは自生地が北海道東部に限られ、多毛であり茎が中実で、一株に1輪しか花を付けない点が特徴である。ミチノクフクジュソウは自生地が東北から九州にかけてであり、茎が中空で、萼が花弁の半分程度であることが特徴で、他種の萼と花弁の長さは同等程度なので見分けることができる(したがって、本項テンプレート掲載の写真はミチノクフクジュソウと判断できる)。シコクフクジュソウは自生地が四国及び九州の一部に限られ、全草無毛であること、茎が中空であることが特徴である。花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせる。当初は茎が伸びず、苞に包まれた短い茎の上に花だけがつくが次第に茎や葉が伸び、キタミフクジュソウ以外はいくつかの花を咲かせる。花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。そのため、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。葉は細かく分かれる。夏になると地上部を枯らす。つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす。いずれの種も石灰岩質を好む。
○毒性
根はゴボウのようなまっすぐで太いものを多数持っている。毒性(副作用)が強く毒性・薬理作用共にアドニンという成分によるものと考えられているが、他にシマリンやアドニトキシンも検出されていて、特にシマリンには調理残留研究報告も存在するために、こちらの方が薬毒主体とも考えられる。強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがあるが、素人の利用は死に至る危険な行為である。地面から芽を出したばかりの頃は、フキノトウと間違えて誤食しやすい。また、若葉がヨモギの葉に似ている。症状は嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺など。重症の場合死亡する。テレビ信州で2007年3月30日放送の「情報ワイドゆうがたGet!」の特集コーナー「春うらら!花の里のんびり散歩!」で、天ぷらを紹介し、女性リポーターが毒草と知らず食べてしまったが、事故に至らなかった。
○文化
典型的なスプリング・エフェメラルであり、春を告げる花の代表である。そのため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持つ。福寿草という和名もまた新春を祝う意味があり、縁起物の植物として古くから栽培されてきた。江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、フクジュソウとミチノクフクジュソウをかけ合わせた「福寿海」をはじめ、緋色や緑色の花をつけるものなど多数の品種がある。正月にはヤブコウジなどと寄せ植えにした植木鉢が販売される。ただし、フクジュソウは根がよく発達しているため、正月用の小さな化粧鉢にフクジュソウを植えようとすると根を大幅に切りつめる必要があり、開花後に衰弱してしまう。翌年も花を咲かせるためには不格好でもなるべく大きく深い鉢に植えられたフクジュソウを購入する。露地植えでもよく育つ。花言葉は永久の幸福、思い出、幸福を招く、祝福。郵政省発行の切手の意匠になった。
1982年(昭和57年)7月5日発売 10円普通切手
2003年(平成15年)4月1日発売 50円 日本郵政公社設立記念 四季花鳥図巻の部分図
2012年(平成24年)12月3日発売 80円 季節の花シリーズ 第4集